6月14日、2018年秋に阪急電鉄西宮北口駅での開業が進められている「(仮称)西宮北口阪急ビル」に、関西学院大学が入居することがわかった。新キャンパスには、専門職大学院である司法研究科(ロースクール)などが移転する。 (仮称)西宮北口阪急ビルは、西宮北口駅の今津行きホーム、東側での開業が進められている駅ビル。教育系を中心としたテナントの誘致を進めてきたところ、関西学院大学の入居が決定したという。 西宮北口駅周辺には兵庫県立芸術文化センターや甲南大学西宮キャンパスが所在しており、阪急電鉄は「今回の入居により同エリアの文教地区としての魅力がますます高まる」とする考えを示した。 新しい駅ビルは地上10階、地下1階建て。1~4階は飲食や物販、金融機関などの店舗が入居予定。5~10階は教育系を中心としたサービス施設が入居する。そのうち、7~10階には関西学院大学の入居が決定している。新キャンパスの開設は2019年4月予定。 なお、西宮北口エリアは、リクルート住まいカンパニーが調査、発表した「みんなが選んだ住みたい街ランキング2017 関西版」で1位に選ばれている。リクルート住まいカンパニーによると、西宮北口の1位は5年連続。西宮北口駅には、阪急神戸線と阪急今津線が乗り入れている。