子どもの夏休み、働く母親の不安…2位は「安全確保」1位は?

 働く母親が小学生の子どもの夏休み期間中に負担に感じること・不安に思うことは、1位「子どもの食事の用意」、2位「子どもの安全の確保」、3位「子どもの宿題の進捗」であることが、マクロミルの調査結果より明らかになった。

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 働く母親が小学生の子どもの夏休み期間中に負担に感じること・不安に思うことは、1位「子どもの食事の用意」、2位「子どもの安全の確保」、3位「子どもの宿題の進捗」であることが、マクロミルの調査結果より明らかになった。

 子どもの夏休みに関する調査は、全国22~59歳で、既婚で小学生の子どもと同居している、会社員・公務員の母親を対象にインターネットリサーチを実施。合計1,000サンプルの回答結果を集計した。調査期間は6月13日~14日。

 夏休み期間中の小学生の子どもの過ごし方は、「学童保育へ預ける」が51.8%ともっとも多く、「自宅で子どもだけで留守番させる」39.1%、「習い事・塾へ行かせる」34.2%、「子どもの祖父母などの親族に来てもらう」20.3%、「日帰りで、(子どもの)祖父母・親戚宅へ預ける」18.8%、「配偶者が面倒を見る」17.4%などが続いた。

 小学生の子どもの夏休み期間中に負担に感じることや不安に思うことは、「子どもの食事の用意」が68.2%ともっとも多く、「子どもの安全の確保」56.2%、「子どもの宿題(自由研究など)の進捗」54.2%、「子どもと一緒にいる時間の確保」43.3%、「子どもが日中、親の意にそぐわないような過ごし方をしないか」41.6%などが続いた。

 また、自由回答では、「平日は毎日学童に入れることになり、毎日の昼食がお弁当になるので、朝が忙しくなる」「学童の送迎、お弁当作り、宿題のチェックなど、いつもより忙しくなるので、体力がもつかどうか心配」といった意見が寄せられた。

 子どもと一緒に過ごすために取得する休暇日数(有給休暇・夏季休暇など)は、「通常の休日以外で休みを取る予定はない」25.5%、「3日」17.2%、「5日」15.1%、「7日以上14日未満」13.1%の順に回答者が多かった。平均休暇取得日数は4.1日だった。

 公立学校の長期休暇(夏休み等)を5日短くし、別の月の月曜日~金曜日に分散させることで土日と合わせて9連休を実現させる「キッズウィーク」を政府が検討を始めている。この「キッズウィーク」導入について、「賛成」26.9%、「反対」31.5%、「どちらともいえない/わからない」41.6%と意見が割れた。
《工藤めぐみ》

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