東京学芸大学附属高、いじめの匿名報告サービス「STOPit」導入

 東京学芸大学附属高等学校は、ストップイットジャパンが販売するいじめなどの不適切な行為を報告、相談できる「STOPit」プラットフォームを導入した。いじめなどの行為を匿名で報告・相談でき、連絡を受けた者が適切に管理、対応できる。

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 東京学芸大学附属高等学校は、ストップイットジャパンが販売するいじめなどの不適切な行為を報告、相談できる「STOPit」プラットフォームを導入を決定した。いじめなどの行為を受けている、もしくは目撃した者が匿名で報告・相談でき、連絡を受けた者が適切に管理、対応できる。

 「STOPit」は、アメリカで「STOPit」プラットフォームを開発・提供を行っているInspirit Group, LLC社とストップイットジャパンが独占販売代理店契約を締結し、日本国内に展開されしているいじめの匿名報告・管理プラットフォーム。

 児童生徒が自身のスマートフォン、タブレットから利用できる報告相談ツール「STOPitモバイルアプリ」と、児童生徒からの報告や相談を受けた出来事を管理、対応するための管理者向けツール「DOCUMENTit」の2つから構成される。

 児童生徒は、「STOPitモバイルアプリ」を通じ、いじめやネットいじめ、差別、暴行、性的嫌がらせなどの不適切な問題を管理者に匿名で報告、相談できる。アプリにはメッセンジャー機能が搭載されており、簡単な操作でメッセージ送信が可能だ。「DOCUMENTit」では、必要に応じて組織内外への他社に向けた情報共有、引き継ぎにも対応している。

 「STOPit」は今回導入が決まった東京学芸大学附属高等学校のほか、これまで工学院大学附属中学校、岡山県立備前緑陽高等学校、千葉県柏市内の公立中学校などでの導入実績を持つ。アメリカでは約6,000校、266万人が「STOPit」プラットフォームを導入しているという。教育機関向けのほか、企業向けも展開中。
《佐藤亜希》

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