史上最年少、数検1級合格の中2生に金賞…第25回 実用数学技能検定グランプリ

 日本数学検定協会は7月13日、「実用数学技能検定(数学検定・算数検定)」を受検し優秀な成績を収めた個人・団体に贈る「第25回 実用数学技能検定グランプリ」の各受賞者を発表した。

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 日本数学検定協会は7月13日、「実用数学技能検定(数学検定・算数検定)」を受検し優秀な成績を収めた個人・団体に贈る「第25回 実用数学技能検定グランプリ」の各受賞者を発表した。個人では、数学検定1級に最年少で合格した中学2年生の菅原響生(ひびき)さんに金賞が贈られた。

 「実用数学技能検定グランプリ」とは、積極的に算数・数学の学習に取り組んでいる個人および団体の努力を称え、今後の学習や学習指導の励みとなるよう特に成績優秀な個人・団体を表彰する制度。

 団体賞のうち、金賞は44団体、「生涯学習功労賞」は25団体93人が受賞した。金賞を受賞した団体は、高等学校は聖ウルスラ学院英智高等学校(宮城県)、國學院大學栃木中学校・高等学校(栃木県)、浜松聖星高等学校(静岡県)、筑紫台高等学校(福岡県)、沖縄県立首里高(沖縄県)の5校。中高一貫教育校は東洋英和女学院中高部(東京都)、鎌倉女学院中学校・高等学校(神奈川県)、西大和学園中学校・高等学校(奈良県)、広島県立広島中学校・高等学校(広島県)など全8校。中学校は15校、小学校は9校、一般団体は開倫塾、稲門塾など全7団体。

 個人賞のうち、「会長賞」は13組22人、「金賞」は45人が受賞。そのうち、2016年4月に行った検定で数学検定1級の最年少合格記録を更新した中学2年の男子生徒、菅原響生さんも金賞を受賞している。

 各賞とも、2016年4月から2017年3月までの「数学検定・算数検定」受検者・受検団体を対象に、日本数学検定協会の顕彰評価委員によって厳正な選考のうえ決定したもの。日本数学検定協会は「これを機に、学校教育における数学指導がさらに充実し、国民のみなさまの数学への関心が高まるとともに、生涯を通じた数学学習がますます盛んになるよう事業の運営に邁進してまいります」とコメントしている。
《佐藤亜希》

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