2017年みずがめ座δ流星群、お天気は? 見頃は7/30午後11時から…九州北部でチャンス大

 2017年7月30日(日)、みずがめ座δ流星群の活動が極大を迎える。やぎ座α流星群も同日に極大となり、天気に恵まれさえすれば観測条件は良いといえる。観測に適した時間は30日(日)午後11時から31日(月)明け方。気になる天候は。

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  • 肝心の天気はどうなる?ウェザーニュースによるみずがめ座δ流星群見えるかなマップ(2017年7月30日更新)
 2017年7月30日(日)、みずがめ座δ流星群の活動が極大を迎える。やぎ座α流星群も同日に極大となり、天気に恵まれさえすれば観測条件は良いといえる。観測に適した時間は30日(日)午後11時から31日(月)明け方。ほぼ一晩中観察できるが、西日本を除くエリアは雨や雲の影響で観測が難しそうだ。

 みずがめ座流星群とは、4つの流星群で構成される流星群のこと。流星群はそれぞれ、みずがめ座δ南群、みずがめ座δ北群、みずがめ座ι北群、みずがめ座ι南群。みずがめ座δ南群と比較すると、ほか3つは比較的小規模な活動で、通常「みずがめ座流星群」と称する場合はδ南群を指す。

 天体情報を扱う流星電波観測国際プロジェクトによると、2017年のみずがめ座δ流星群の日本における観測条件は「好条件」。夜半には月が沈むため、夜が更けてから観測すると良いとしている。極大時刻は7月28日だが、前後数日は同規模の活動が続くとしている。流星が出現する方角、見えやすい方角は特になく「どこでも構わない」。月が出ている時間帯に観測する場合は、月を視界に入れないようにして、広く空を見るとよいだろう。

 肝心の天気はどうか。ウェザーニュースは7月30日時点の天候を予測している。7月30日の更新情報によると、見頃の時間帯となる7月30日(日)午後11時から31日(月)明け方にかけては、北日本は北海道の日本側で観測チャンスあり。残念ながら、東北や関東、東海は雲が広がり、観測は難しそうだ。バッチリ見えるとされているのは九州北部のみ。

 流星が望めないエリアや屋内からでも流星を観測できるよう、ウェザーニュースは30日(日)午後10時から31日(月)午前1時までみずがめ座δ流星群の生中継を行う。中継場所はニュージーランドのテカポと国内2か所。ウェザーニュースのWebサイトや、ニコニコ生放送、YouTube Live、LINE LIVE、Periscope、FRESH!、Facebookライブ動画などの動画サイト上から視聴できる。生中継では、バスキュールとコラボレーションした特別企画「流星ノポスト」も実施中。Twitterアカウントを利用して、流れ星に願いを込めてみよう。
《佐藤亜希》

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