研究施設を覗いてみよう「京大ウィークス2017」北海道から九州まで10/7-11/11

 京都大学は、10月7日から11月11日までを「京大ウィークス2017」とし、この期間に全国26か所の教育研究施設で施設見学会や講演会、体験実験、自然観察会などのイベントを開催する。事前の参加申込みは各施設で受け付けている。

教育イベント 小学生
 京都大学は、10月7日から11月11日までを「京大ウィークス2017」とし、この期間に全国26か所の教育研究施設で施設見学会や講演会、体験実験、自然観察会などのイベントを開催する。事前の参加申込みは各施設で受け付けている。

 京都大学は、北は北海道から南は九州まで全国各地に、多様でユニークな教育研究活動の拠点として重要な役割を果たす数多くの教育研究施設を持つ。10月7日から11月11日までの「京大ウィークス2017」では、これらの施設公開や知的好奇心を刺激するイベントを通じて、同大学ならではの魅力に触れ、楽しんでもらいたいという。

 北海道の研究林では、10月21日にミニ公開講座「自然観察会」を実施する。北海道研究林白糠区の天然林をスタッフの解説により少人数で散策をしながら、植物の名前や特徴、森林の植生について学ぶ。参加費無料。定員20名。誰でも参加できるが、小学生以下は保護者同伴。参加申込みはハガキ、FAX、メールのいずれかで、10月10日まで受け付ける。

 鹿児島県の桜島火山観測所では、10月28日と29日に「施設探検ツアー・施設公開」を実施する。普段は入れない坑道に入り、観測機器を見学し観測室から山頂と錦江湾を望む。昭和火口が間近に見える観測室からは、タイミングが合えば噴火を見ることができるという。参加費無料。両日とも午前の部・午後の部があり、定員は各部40名・計160名。参加申込みは電話、FAX、メールのいずれかで、9月11日から10月26日まで受け付ける。

 なお、イベントにより事前申込みの要・不要、参加費の有無、対象者、申込み方法などが異なる。詳細は京都大学Webサイト内の「京大ウィークス2017」で確認できる。

◆京大ウィークス2017
日時:2017年10月7日(土)~11月11日(土)
会場:京都大学の教育研究施設(全国26か所)
北海道「北海道研究林」
岐阜県「飛騨天文台」「上宝観測所・穂高沙防観測所」(合同公開)
愛知県「霊長類研究所」
滋賀県「信楽MU観測所」「流域圏総合環境質研究センター」「生態学研究センター」
京都府「花山天文台」「芦生研究林」「上賀茂試験地」「宇治キャンパス」「宇治川オープンラボラトリー」「農場」
大阪府「原子炉実験所」「阿武山観測所」
和歌山県「和歌山研究林」「瀬戸臨海実験所」「潮岬風力実験所」
山口県「徳山試験地」
徳島県「徳島地すべり観測所」
大分県「地球熱学研究施設」
熊本県「火山研究センター」
宮崎県「幸島観察所」「宮崎観測所」
鹿児島県「桜島火山観測所」
《荻田和子》

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