【高校受験2018】愛知県公立高、希望試算倍率(9/10現在)…千種(普通)4.71倍など

 愛知県教育委員会は10月11日、平成29年度(2017年度)第1回の「中学校卒業見込者の進路希望状況調査」の結果を公表した。県内公立高校全日制への希望試算倍率は2.30倍。学校別では、千種高校普通科の4.71倍がもっとも高かった。

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進学希望率および進学率(実績)の推移
  • 進学希望率および進学率(実績)の推移
  • 公立高校全日制課程進学希望試算倍率 (最高・最低)
  • グループ別・学校別の進学希望状況(公立全日制課程) 1/10
  • グループ別・学校別の進学希望状況(公立全日制課程) 2/10
  • グループ別・学校別の進学希望状況(公立全日制課程) 3/10
  • グループ別・学校別の進学希望状況(公立全日制課程) 4/10
  • グループ別・学校別の進学希望状況(公立全日制課程) 5/10
  • グループ別・学校別の進学希望状況(公立全日制課程) 6/10
 愛知県教育委員会は10月11日、平成29年度(2017年度)第1回の「中学校卒業見込者の進路希望状況調査」の結果を公表した。県内公立高校全日制への希望試算倍率は2.30倍。学校別では、千種高校普通科の4.71倍がもっとも高かった。

 「中学校卒業見込者の進路希望状況調査」は、平成30年3月中学校卒業見込者の進路希望状況を把握し、生徒の進路指導や高校生徒募集計画に役立てる資料とするため、9月10日現在の状況を調べたもの。県内の国公私立中学校441校の全3年生7万1,417人が対象。

 調査結果によると、中学校卒業見込者総数は、前年より1,184人少ない7万1,417人。このうち、県内公立高校全日制への進学希望者は前年より1,341人減の5万5,212人で、進学希望率は77.3%。県内私立高校全日制への進学希望者数は前年より107人増の1万9人で、進学希望率は14.0%だった。

 今春(平成29年度)の募集定員4万4,520人に対する第1希望者数と第2希望者数の合計の割合(希望試算倍率)は2.30倍で、前年の2.33倍より0.03ポイント減少した。進学希望者5万5,212人のうち、第2希望を持つ者(4万7,010人)の割合は85.1%で、前年より0.4ポイント増加した。

 9月10日現在の進学希望試算倍率を学校別で見てみると、全日制普通科でもっとも高かったのは、千種(尾張2群B)の4.71倍。ついで松蔭(尾張1・2群A)4.55倍、天白(尾張1群B)4.10倍、安城(三河群A)3.97倍、豊丘(三河群A)3.89倍と続いている

 専門学科で進学希望試算倍率がもっとも高かったのは、Aグループでは市立名東(国際英語)の4.33倍、Bグループでは市立工業(機械)の4.13倍だった。

 平成30年度(2018年度)の愛知県公立高校入学者選抜の日程は、一般選抜の学力検査はBグループが3月8日、Aグループが3月12日に実施。面接は、一般・推薦ともにBグループが3月9日、Aグループが3月13日に行われる。合格発表は3月19日。
《奥山直美》

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