アドビ、創造的問題解決能力の育成を支援…授業レシピ開発

 アドビシステムズは2018年1月16日、慶應義塾大学SFC研究所ファブ地球社会コンソーシアム内の高大連携教育ワーキンググループの企業メンバーとして、創造的人材育成を促進する高校・大学向けの授業レシピ開発に参画したと発表した。

教育・受験 先生
アドビ
  • アドビ
  • ファブ地球社会コンソーシアム
 アドビシステムズは2018年1月16日、慶應義塾大学SFC研究所ファブ地球社会コンソーシアム内の高大連携教育ワーキンググループの企業メンバーとして、創造的人材育成を促進する高校・大学向けの授業レシピ開発に参画したと発表した。

 SFCに所属する教員・研究者を中心に、運営企業との協業により運営されているファブ地球社会コンソーシアムのワーキンググループは、「ビジネスモデル」「社会基盤」というテーマに基づいた研究を行っている。

 「人材育成」をテーマに掲げる高大連携ワーキンググループは、慶應義塾大学SFC研究所のほか、企業メンバーの幹事社を務めるアドビ、ヤマハ、トロテック・レーザー・ジャパン、教育委員会・教育機関メンバーの奈良県教育委員会により構成されている。

 デジタル変革が加速する現代において、情報教育ではAdobe Creative Cloudなどのクリエイティブツールを活用して「創造性(クリエイティビティ)」を育成する重要性が高まっている。しかし、アドビが実施した「日本のZ世代に関する意識調査」によると、日本の12歳~18歳は他国の同世代と比べて、「自分たちを『創造的』だと認識していない」ことがわかった。

 また、アドビが発表した「学校現場における『創造的問題解決能力』育成に関する調査」では、日本の教員の約7割が「創造的問題解決能力」を育成するためのツールや知識習得機会が十分に得られていないと回答。現在の状況を改善するため、「創造的問題解決能力」を育成する授業を学校現場に取り入れる方法や、関連する教育課程の改訂について検討の余地があるという意見が寄せられている。

 アドビは学校現場の課題に応えるため、高大連携教育ワーキンググループにおける「授業レシピ」の開発に参画。子どもたちの「創造性」の育成を支援し、教育現場で求められる「創造的問題解決能力」を育成する機会とツールを提供する。

 「授業レシピ」は、大学生向けの授業案と高校生向けのワークショッププログラムの2種類。慶應義塾大学とWebDINO Japanが開発したモノづくりレシピ共有サービスFabbleより入手できる。利用料は無料。

 さらに、アドビは教育者コミュニティ「Adobe Education Exchange」を通じて、Adobe Creative Cloudを導入している大学や高校に対して「授業レシピ」の実践を促進するとともに、「授業レシピ」を開発する教員に対し研修会を実施する。
《外岡紘代》

【注目の記事】

編集部おすすめの記事

特集

page top

旬の教育・子育て情報をお届け!(×をクリックで閉じます)