スウェーデンのユニバーサム・グローバル(Universum Global)は2018年1月18日(現地時間)、経営およびSTEM分野を専攻している学生を対象に行なった調査「The Global Cost of Talent 2017」の結果を発表した。
教育・受験大学生
スウェーデン・ストックホルムに本社を置く人材ブランディング企業、ユニバーサム・グローバル(Universum Global)は2018年1月18日(現地時間)、経営およびSTEM分野を専攻している学生を対象に行なった調査「The Global Cost of Talent 2017」の結果を発表した。卒業後の希望年収をたずねたところ、経営を学ぶ学生よりもSTEM分野を学ぶ学生のほうが高年収を希望していることがわかった。
「The Global Cost of Talent 2017」は、ユニバーサムがFacebookを通じて経営およびSTEM(Science:科学、Technology:技術、Engineering:工学、Mathematics:数学の頭文字)分野で学ぶ学生53万3,351人を対象に行なった調査。29か国の学生が参加し、卒業後最初に就職する企業で得たい年収について訪ねた(税別、賞与等を含む値)。なお、日本は調査に含まれていない。
ユニバーサムによる調査「The Global Cost of Talent 2017」ではこのほか、経営学を学ぶ学生とSTEM分野を学ぶ学生について、希望する年収額の詳細や会社規模、男女の希望差などを調査している。ユニバーサムは国際的な人事ブランディング企業。世界150万人規模で実施可能な学生調査や、アメリカの「Fortune」誌が選ぶ「Fortune 500」などにランクインする企業を含む、世界2,000以上の企業等調査の実施に強みを持つ。
《佐藤亜希》