【大学受験2018】京大特色入試・阪大世界適塾入試、今年も定員割れ

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  • 京大研究室「京大特色入試と阪大世界適塾入試 2018年度選考結果」(一部)
 SAPIX YOZEMI GROUPのWebサイト「京大研究室」は2018年2月15日、京都大学特色入試と大阪大学世界適塾入試の2018年度選考結果分析を掲載した。両入試とも合格者数は前年より増加したものの、募集人員に満たなかった。大阪大学は女子の合格者が56.8%を占めた。

 「京大特色入試と阪大世界適塾入試 2018年度選考結果」は、京都大学と大阪大学のAO・推薦入試の結果発表を受け、傾向や特徴をまとめたもの。

 京都大学の特色入試については、募集人員135人に対し、合格者数は前年より9人多い106人(法学部後期日程を除く)で、工学部(+8人)、人間健康科学科看護(+5人)、薬学部(+4人)などで合格者が増加。志願倍率も前年の3.9倍から5.2倍に上昇した。

 その一方で、合格者が募集人員に満たない学部・学科が14あり、合計で31人の欠員が生じた。工学部情報学科は、志願者8人に対し、第1次選考で1人に絞り込まれ、最終合格者は0人。前年も合格者が0人で、選考には「調査書」「推薦書」「学びの設計書」「顕著な活動実績」が必要とされ、第2次選考には「口頭試問」「センター試験の結果」も加わることから、「大学が期待する提出書類は相当高い水準と考えた方がよさそう」と分析している。

 なお、特色入試の欠員分は各学部・学科の前期募集人員に追加されるため、一般入試の競争率は若干緩和。全国的に後期日程の募集人員が縮小する中、後期日程を実施する法学部は18.6倍と高い志願倍率で、東京大学前期日程出願者からも狙われるハイレベルな入試が予想されるという。

 大阪大学の世界適塾入試は、募集人員309人に対し、合格者は176人。前年より58人増えたものの、充足率は57%と低調で、外国語学部25専攻で合格者を出したのは6専攻のみ、理学部数学科や物理学科でも合格者0人だった。

 一方で、保健学科看護は募集人員5人に対し、合格者は10人。国立大学の推薦入試としては珍しいケースだが、「口頭試問などで丁寧に選抜された結果、看護学生として大学が求める受験生であれば、今回のように定員を大幅に上回ることもあるのでしょう」と指摘している。

 男女別の合格者数は、男子76人に対し、女子が100人と、全体の56.8%を占めた。医学部医学科で合格者4人全員が女子など、大半の学部で女子が男子を上回った。
《奥山直美》

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