同志社大学、ドイツに初の海外キャンパス「EUキャンパス」設置

 同志社大学は2017年度、協定校であるドイツのテュービンゲン大学の協力を得て、初の海外キャンパスとなる「同志社大学テュービンゲンEUキャンパス」を開設した。両国の学生交流の促進や、日本・アジア研究の国際的学術交流の推進などを図る。

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テュービンゲン大学(ドイツ)
  • テュービンゲン大学(ドイツ)
  • 同志社大学長 松岡敬氏
  • 大阪・神戸ドイツ連邦共和国総領事 ヴェルナー・ケーラー氏
  • テュービンゲン大学副学長 モニーク・シェーア氏
 同志社大学は2017年度、協定校であるドイツのテュービンゲン大学の協力を得て、初の海外キャンパスとなる「同志社大学テュービンゲンEUキャンパス」を開設した。両国の学生交流の促進や、日本・アジア研究の国際的学術交流の推進などを図る。

 同志社大学は、「キリスト教主義」「自由主義」「国際主義」を教育理念に掲げている。教育理念の一つである「国際主義」をより深化させ、同志社創立150周年に向けた新たな教育体制を構築するため、同志社大学内に日本研究拠点を設置しているドイツのテュービンゲン大学の協力を得て、2017年度に初の海外キャンパスとなる「同志社大学テュービンゲンEUキャンパス」を開設した。

 海外キャンパス開設を記念して2018年2月23日には、同志社大学寒梅館ハーディーホールにて「グローバル社会における『国際主義』の新たな形―対立から対話へ」をテーマにしたシンポジウムを開催した。

 シンポジウムでは、大阪・神戸ドイツ連邦共和国総領事ヴェルナー・ケーラー氏が来賓としてあいさつをしたほか、テュービンゲン大学副学長のモニーク・シェーア氏がテュービンゲン大学の教育や研究活動について講演。さらに、EUキャンパス活用の基本方針である「ドイツと日本の学生交流の促進」「日本・アジア研究の国際的学術交流の推進」「コンフリクト・スタディーズの創出」に沿って、キャンパスを活用していく教育・研究に関するさまざまなリソースについての議論がなされた。
《外岡紘代》

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