紙は右目の前に置け!位置によって正答率が変わるって本当?

 子どもの学力を上げる方法に限らず、より広い「子育てのヒント」を名門指導会代表 中学受験相談局主任相談員 塾ソムリエ 西村 則康氏が伝授。名門難関中学に2,500人以上を合格させてきたカリスマ家庭教師の最強の子育てのノウハウ、理系脳を育む秘訣とは。

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 子どもの学力を上げる方法に限らず、より広い「子育てのヒント」を名門指導会代表 中学受験相談局主任相談員 塾ソムリエ 西村 則康氏が伝授。名門難関中学に2,500人以上を合格させてきたカリスマ家庭教師の最強の子育てのノウハウ、理系脳を育む秘訣とは。

紙を置く位置によって正答率が変わる!



 鉛筆の持ち方以外にも、学習するうえで大切なことがあります。82ページで、問題用紙と目の距離の大切さについてお話ししました。子どもが紙との距離を正しく取れていないようであれば、それも直す必要があります。

 なかには紙を斜めに置いて書いている姿もよく見かけますが、それは正しくありません。紙は、正面の少し右、紙の中心が右目の前にまっすぐくるように置いてください。

 利き目がほとんどの場合右目であることに関係していると思うのですが、明らかに正面より少し右側に問題用紙を置いておいたほうが、正答率が高いのです。これは、さきほど鉛筆の持ち方のところでお話しした、「両目で鉛筆の先を見るのに適した位置」だからだと思います。

 基本的な問題は解けても応用が効かない子どもというのは、実は姿勢が悪く、紙と顔との距離が近いケースが多いのです。

 目は文章を追っていても、すぐ横にあるグラフにまったく関心を示していないなど、周辺情報が目に入らないために解けないことも少なくありません。そういう子には、私は、
「ふんぞり返ってごらん」
と言っています。それで子どもが自分自身で変化を感じたら初めて、
「紙との距離って、大切なんだぞ」
と話すようにしています。いきなり、
「姿勢をよくしなさい」
「紙から離れなさい」
と注意しても、子どもの多くは続けることができません。自ら実感させることが何より大切です。

 紙との距離と、問題との距離感は相似形だと私は思います。どうやったら解けるかと考えている時は紙から離れていて、「あ、解ける」とわかった瞬間にがばっと近くなるのが理想的です。

 鉛筆の持ち方もそうですが、紙の置き方や目との距離も、年齢にかかわらず気づいた時点で直すようにしてください。

御三家・灘中合格率日本一の家庭教師が教える 頭のいい子の育て方(西村 則康 著/アスコム)より「最強頭脳のベースをつくる23の法則」

御三家・灘中合格率日本一の家庭教師が教える 頭のいい子の育て方

<著者プロフィール:西村 則康(にしむら のりやす)>

名門指導会代表 中学受験相談局主任相談員 塾ソムリエ.。30年以上、難関中学・高校受験指導を一筋に行う家庭教師のプロフェッショナル。一つの解法を押しつけるのでなく、その子に合った方法を瞬時に提示する授業で毎年多数の生徒を最難関中学の合格に導く。これまでに男子御三家の開成、麻布、武蔵、女子御三家の桜蔭、女子学院、雙葉をはじめ、灘、洛南高附属、東大寺学園、神戸女学院などの難関校に合格させた生徒は2,500人以上にものぼる。受験学習を、暗記や単なる作業だけのものにせず、「なぜ」「だからどうなる」という思考の本質に最短で入り込んでいく「名門指導会」の授業は、いずれの講師も翌年まで予約が殺到するほどの人気を誇る。また、授業を通して親子の絆を深めてほしいと、父母と子どものコミュニケーション術や声かけ法についてもアドバイスしている。家庭教育雑誌や新聞などに頻繁に登場し、情報発信も積極的に行う。特に16万人のお母さんが参考にしている中学受験No.1サイト「かしこい塾の使い方」では、保護者の質問一つずつに丁寧に答えることをライフワークとしている。


《リセマム》

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