イー・ラーニング研究所が20代から50代までの子どものいる親を対象に実施した子どもの生活に関する調査によると、学校の授業を補うために必要なサービスは「学習アプリ」との回答がもっとも多かった。 子どもの生活に関するアンケート調査は、2018年2月2日から2月22日までに20代から50代の子どものいる親を対象に実施したもので、計243人の有効回答を得た。 子どもにスマートフォン(スマホ)・タブレットを持たせていると回答した親は76%にのぼる。いつからスマホ・タブレットを持たせ始めたかとの問いには「高校以上」51票、「中学校1年生から3年生まで」60票、「小学校以下」81票。4割以上が小学生以下でスマホ・タブレットを持っていることがわかった。 子どもがスマホ・タブレットを使って学習することがあるかとの問いには、「はい」が61%。どのような学習をするかとの問い(複数回答)には、1位「調べものや情報収集をする」109票、2位「勉強用のアプリを使う」61票、3位「翻訳などの辞書を使う」55票という結果だった。 子どもの学習は学校の授業だけで十分だと思うかとの問いには、「そう思わない」115票、「あまりそう思わない」59票という結果で、約7割が学校の授業だけでは不十分だと感じていることがわかった。 学校の授業を補うために必要だと思うサービスは何かとの問い(複数回答)には、「学習アプリ」148票がもっとも多く、2位の「英会話スクール」103票、3位の「学習塾」70票を大きく上回る結果となった。