キャリア3社共同開発、コミュニケーションアプリ「+メッセージ」

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NTTドコモ/KDDI/ソフトバンクが共通のプラットフォームをつくって提供するコミュニケーションアプリ「+メッセージ」を発表した
  • NTTドコモ/KDDI/ソフトバンクが共通のプラットフォームをつくって提供するコミュニケーションアプリ「+メッセージ」を発表した
  • +メッセージアプリのアイコンは各社共通になる
  • NTTドコモの藤間氏
  • KDDIの金山氏
  • ソフトバンクの千葉氏
  • +メッセージアプリの画面。メッセージ一覧が並ぶ
  • 連絡先は電話番号リストに追加すると自動的に登録されるが、QRコードなどで招待も可能
  • 名前のとなりにアイコンが付いている連絡先が+メッセージのユーザー
 NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの3社が、SMS(ショートメール)のサービスを進化させて、チャット形式でメッセージに動画・写真などを加えたコミュニケーションを楽しめるアプリ「+メッセージ(プラスメッセージ)」を5月9日から提供する。本日4月10日に3社が共同記者会見を実施した。

ドコモ、KDDI、ソフトバンクが共同提供
 記者会見にはNTTドコモ、KDDIとソフトバンクの代表が出席。新サービスを立ち上げた背景や楽しみ方を紹介した。

NTTドコモ/KDDI/ソフトバンクが共通のプラットフォームをつくって提供するコミュニケーションアプリ「+メッセージ」を発表した

 「+メッセージ」は携帯電話事業者の業界団体であるGSMAで世界的に標準化されているRCS(Rich Communication Services)に準拠した、従来のSMSを拡張する後継規格サービス。「RCSはここ近年サービスの拡張性、互換性で国際的に注目を浴びている」と語るのはNTTドコモの藤間良樹氏だ。現在39カ国/50キャリアで商用サービスに使われており、今後もグローバルで伸びる可能性を買って、今回3社がともに+メッセージのサービスに乗り入れた。

NTTドコモの藤間氏

 藤間氏はサービスの特徴は「簡単・安心・便利で楽しく利用できること」だと説く。3キャリアのスマホ・タブレットを利用するユーザーであれば、互いの電話番号を連絡先に登録するだけで、相手と使うキャリアが違っていてもメッセージを送り合える。アプリの利用にIDやパスワードによるユーザー登録は不要。電話番号を使うので、たとえば知らない相手から怪しいメッセージが届く可能性もあるが、「なりすまし」のリスクを低減して安心して使えるように、連絡先にない不明な差出人からメッセージが届くと「未登録」という表示が名前の前に出る仕組みを採った。なお電話番号のやり取りをしなくても、QRコードによって友だちを招待できる機能もあるが、送りあえるメッセージがSMSになるため、文字数などコンテンツの制限がかかる。

+メッセージアプリの画面。メッセージ一覧が並ぶ

連絡先は電話番号リストに追加すると自動的に登録されるが、QRコードなどで招待も可能

SMSとの違いは?
 SMSとの違いについてもう少し要素を整理しよう。+メッセージの場合、1通あたりの送信料金という概念はなく、通常のデータ通信契約の範囲内でパケット通信料金がかかるだけ。コンテンツは最大全角2,730文字のテキストメッセージやオリジナルのスタンプ、最大100MBの動画・写真、地図情報、音声メモにPDFなど一般的なオフィスデータを添付してチャットのように送れる。グループメッセージ送信にも対応する。オン・オフが切り替えられる既読/未読機能も搭載した。まさしくLINEのトーク機能に近いイメージと言えるが、タイムラインやニュースリーダーの機能などは実装していない。

写真や動画を添付できる

手書きスケッチやオフィス系ファイルも添付して送れる

 +メッセージを利用しているユーザーどうしであれば、アプリを開くと連絡先名の隣にアイコンが表示される。サービスを利用していないユーザーもSMSで最大全角70文字までのテキストメッセージが送信可能だが、1通あたりの送信料金が適用される。

名前のとなりにアイコンが付いている連絡先が+メッセージのユーザー

 なお無料IP通話機能は非搭載。アプリ内の通話アイコンをタップすると、各端末の電話アプリに遷移する。その他の機能追加については「今後は利便性の高いモノを追加できるように。送金なども含めてニーズに応じて検討していく。」と、記者会見に出席したソフトバンクの千葉芳紀氏が説明する。

ソフトバンクの千葉氏

KDDIの金山氏

 アプリは5月以降に発売される3キャリアの機種にはプリイン提供される。記者会見に出席したKDDIの金山由美子氏は「ダウンロードの手間がかからないところがLINEに対する優位性」と語っている。既に発売済みの機種はアプリのダウンロード、既存アプリのバージョンアップで対応する予定。iPhone/iPadはアプリのローンチが5月9日に揃わない可能性もあるが、基本的にはアプリをApp Storeから任意でダウンロードして使う格好だ。

LINE対抗と騒がれるも実際は?キャリア3社が共同開発した「+メッセージ」とは?

《山本 敦@RBB TODAY》

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