埼玉県教育委員会は平成30年6月19日、平成31年度(2019年度)埼玉県公立高等学校および県立中学校の生徒募集人員を公表した。全日制公立高校の募集人員は前年度より680人減の3万8,040人。川越(普通)や市立浦和(普通)など18校が募集人員減を行う。 埼玉県の平成31年度中学校卒業予定者数は、前年度比1,050人減の6万3,409人。県公立高等学校の全日制課程に進学すると見込まれる割合を考慮し、平成31年度680人減の3万8,040人を募集人員とする。 募集人員が増加するのは、40人増となる鷲宮(普通)の1校1学科のみ。募集人員が減少するのは、川越(普通)、川越女子(普通)、越谷総合技術(電子機械)、越谷南(普通)、蕨(普通)、市立浦和(普通)、市立大宮北(普通)など、18校18学科。県立16校で640人減、市立2校で80人減となる。川越(普通)は単位制による課程を設置するため、前年度の400人から360人へと募集人員減を行っている。 そのほか、定時制課程の募集人員は、増減なしの2,240人。専攻科の募集人員は、深谷商業(情報会計専攻科)が募集を停止したことにより、前年度比40人減の35人。県立伊奈学園中学校の募集人員は、増減なしの80人となっている。 各校の募集人員の内訳や前年度との比較は、埼玉県教育委員会Webサイトから確認できる。