英語教員のスキルアップ支援「FLTAプログラム奨学生」8/31まで募集

 日米教育委員会(フルブライト・ジャパン)は、日本在住で日本国籍を有する英語教員などを対象とした「2019年度フルブライト語学アシスタント(FLTA)プログラム」奨学生の募集を開始した。2018年8月31日まで応募を受け付ける。

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 日米教育委員会(フルブライト・ジャパン)は、日本在住で日本国籍を有する英語教員などを対象とした「2019年度フルブライト語学アシスタント(FLTA)プログラム」奨学生の募集を開始した。2018年8月31日まで応募を受け付ける。

 FLTAプログラムは、米国の大学で1学年間(9か月)日本語を教えながら、各学期に米国研究や教授法についてのクラス2コースを受講することができるプログラム。英語教育スキルや自身の英語能力の向上、米国の文化や習慣についての知識を深め、帰国後に習得した英語教育スキルや知識を教育現場に還元することが期待されている。

 FLTAでは、日本の文化や価値観を理解してもらうため、大学のサークルや近隣地域住民との交流を推進することも目的の1つとしており、参加者には大学での学びに加え、カルチャーイベントや日本語クラブの企画・運営などの活動が求められる。

 奨学生としての支給内容は、履修する科目の授業料(各学期2コース)や給付金、大学から提供される宿舎・食事、往復旅費(現物支給)、フルブライト・グループ保険(傷害・疾病)、現地でのオリエンテーションやエンリッチメントカンファレンスへの参加など。詳細は派遣大学により異なる。

 応募資格は、日本在住で日本国籍を有する英語教員・英語教員免許保持者、または将来英語教育に携わる意志のある者。2016年8月から2018年8月実施のTOEFL(iBT)79~80以上、またはIELTS(Academic Module)6.0以上のスコアレポートの提出も必要。募集人数は15名。派遣大学は2019年春に決定され、2019年8月から2020年5月までの9か月間、奨学生として派遣される。

 応募期間は8月31日まで。オンラインアプリケーションを米国協力機関に提出し、必要書類を日米教育委員会まで郵送にて提出する。8月31日の消印有効。Webサイトでは、応募資格や求められる人物像、応募方法などの詳細のほか、過去のFLTA参加者のレポートも確認できる。

◆2019年度フルブライト語学アシスタント(FLTA)プログラム
応募期間:2018年6月~2018年8月31日(消印有効)
応募方法:オンラインアプリケーションを米国協力機関に提出し、必要書類を日米教育委員会まで郵送にて提出
募集人数:15名
奨学期間:9か月間(2019年8月~2020年5月)
派遣大学:2019年春決定
※応募資格や応募方法など詳細はWebサイトで確認できる
《畑山望》

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