大学入試センターは2018年7月9日、平成31年度（2019年度）大学入試センター試験の受験案内と受験上の配慮案内をWebサイトに掲載した。受験案内の配布は9月3日から。「ここがポイント 平成31年度大学入試センター試験」も閲覧できる。 大学入試センターWebサイトでは、6月6日に実施要項を公開し、7月9日に閲覧用の「受験案内」を掲載した。 「受験案内」には、平成31年度（2019年度）大学入学者選抜大学入試センター試験の志願票や検定料払込用紙など、出願書類一式を添付している。受験案内は出願にあたり必ず入手する必要があり、平成30年（2018年）9月3日より大学入試センター試験を利用する全国の各大学の窓口で配付する。そのほか、郵送を希望する場合には、全国学校案内資料管理事務センターに申し込むこともできる。 病気・負傷や障害などのために受験上の配慮を希望する場合に必要な「受験上の配慮案内」も同様に、Webサイトから閲覧可能。 受験上の配慮を希望する志願者は、出願前に申請する場合は8月1日から9月28日、出願時に申請する場合は10月1日から10月12日に申請する。希望する配慮によっては審査に時間がかかる場合もあるため、できるだけ早めに申請すること。出願前に審査結果の通知を希望する場合は、9月5日までに申請する必要がある。 このほか、大学入試センターのWebサイトには「出願手続き（受験案内および受験上の配慮案内の入手方法）」が公開され、「ここがポイント 平成31年度大学入試センター試験」を確認できる。志願者に向けて、「志願票の記入が終わったら必ずコピーをとっておくこと」「受験票で訂正した内容を必ず確認すること」など、受験教科の事前登録や確認・訂正、受験にあたっての注意事項について解説されている。「試験時間中の所持品の取扱い」では、使用できない時計や試験時間中に使用すると不正行為となるものを確認できる。 平成31年度（2019年度）大学入試センター試験は、平成30年10月1日から10月12日に出願を受け付け、平成31年1月19日と20日に試験を実施する。試験実施後は、1月23日に平均点の中間発表、2月7日に平均点の最終発表を行う。得点調整実施の有無については、1月25日に発表を予定している。
