電通は、群馬大学と「次世代モビリティ社会実装研究における産学連携協定」を締結したと発表した。電通は協定に基づき、完全自動運転車の開発や社会での運用を研究・開発する群馬大学研究・産学連携推進機構・次世代モビリティ社会実装研究センターと連携する。近未来のモビリティ社会におけるコミュニケーション・プラットフォームや広告・コンテンツの配信手法などについて研究する。今後、IoTやAIなどの先端技術の発展に伴ってMaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)は、社会に大きなインパクトを与えることが予想される。このため、電通は、自動運転技術により可能性が広がるMaaSを見据えた近未来のモビリティ社会に対応するため、モビリティプロジェクトチームを設置し、次世代型のコミュニケーション・プラットフォームの研究開発を加速してきた。幅広い業種の企業や研究機関とのコラボレーションやソリューション開発などによってビジネスチャンスを広げていく構え。