東京2020、埼玉県がホストファミリー募集…11/30まで

 埼玉県は2018年8月17日、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」に出場する海外選手の家族や大会関係者を迎えるホストファミリーの募集を開始した。「埼玉県版ホームステイ(仮称)」を通じて、外国ゲストと交流を深める。募集は11月30日まで。

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 埼玉県は2018年8月17日、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」に出場する海外選手の家族や大会関係者を迎えるホストファミリーの募集を開始した。「埼玉県版ホームステイ(仮称)」を通じて、外国ゲストと交流を深める。募集受付は11月30日まで。

 「埼玉県版ホームステイ(仮称)」は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に出場する海外選手の家族や大会関係者を、県内の一般家庭がホストファミリーとして受け入れる取組み。受入期間は、2020年7月20日から9月11日まで。1家族1回あたりのゲスト受入人数は1~3人、宿泊数は1~3泊を予定している。

 東京2020大会の開催期間は、オリンピック競技大会が2020年7月24日から8月9日、パラリンピック競技大会が2020年8月25日から9月6日。埼玉県では「埼玉県版ホームステイを通じてオリンピック・パラリンピックのレガシーを一緒に作っていきましょう」と呼び掛けている。

 ホストファミリーは、ゲストが滞在中、選手の応援や日本文化体験などを通して交流を深める。また、1人でも多くのゲストに埼玉県のファンになってもらえるようホストファミリーに埼玉の食・文化・観光名所などを紹介してもらうことも想定。ホームステイでのゲストとの過ごし方の例として、「地元の商店で一緒に買い物をする」「埼玉の観光名所を巡ったり、埼玉のグルメを味わう」などをあげている。

 ホストファミリー登録者には、2019年1月以降に研修会を実施。ホームステイに関する基礎的な知識、オリンピック・パラリンピックの競技会場・日程、外国ゲストを受け入れる心構えなどについて学んでもらう。食事のハラル対応など、テーマ別研修会も予定している。

 ホストファミリーの条件は、「家族全員でゲストを歓迎してくれる」「埼玉県在住」「単身世帯でない」「食事の提供が可能(1泊につき夕食・朝食の2食、外食も可能)」「研修会参加(原則として1日程度)」「ゲストの宿泊用に1部屋提供が可能」など。

 なお、ホストファミリーになってもゲストを紹介できない場合があるほか、ホストファミリーやゲスト向けに観戦チケットの手配・提供はできない場合もある。ゲストは母国語しか話せないことも想定され、その場合は指さし会話集の提供や通訳アプリの紹介などサポートがあるという。

 ホストファミリー希望者は、所定の申込書に必要事項を記入し、郵送またはFAXで2018年11月30日まで埼玉県国際交流協会に提出する。申込書は、埼玉県オリンピック・パラリンピック課のWebサイトからダウンロードできるほか、埼玉県国際交流協会、埼玉県オリンピック・パラリンピック課、各市町村オリンピック・パラリンピック担当部署(9月3日以降)の窓口からも入手できる。

◆埼玉県版ホームステイ(仮称)
受入期間:2020年7月20日(月)~9月11日(金)
受入人数:1家族1回あたり1~3人(予定)
宿泊日数:1家族1回あたり1~3泊(予定)
ゲスト:東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に出場する海外選手の家族および大会関係者
募集期間:2018年8月17日(金)~11月30日(金)必着
応募方法:所定の申込書に必要事項を記入し、郵送またはFAXで埼玉県国際交流協会に提出
《奥山直美》

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