河合塾が発信する医学部入試・受験対策情報サイト「河合塾 医進塾」は2018年8月2日、「医学部志願者数増加率ランキング」を発表した。2018年度医学部医学科入試で志願者数増加率がもっとも高いのは、日本大学（N方式第1期）の261％だった。 医学部志願者数増加率ランキングは、国公立大学（前期・後期）と私立大学（一般・センター利用）について、2018年度医学部医学科入試の志願者数が2017年度と比べて増加率の高い上位10大学をまとめたもの。 国公立大学前期日程の医学部志願者数増加率ランキングは、1位「鳥取大学」148％、2位「秋田大学」142％、3位「長崎大学」140％、4位「金沢大学」134％、5位「鹿児島大学」133％。 国公立大学後期日程は、1位「福井大学」175％、「浜松医科大学」163％、「鳥取大学」149％、4位「鹿児島大学」140％、5位「佐賀大学」131％。 私立大学一般入試は、1位「日本大学（N方式第1期）」261％、2位「北里大学（茨城県地域枠）」140％、3位「北里大学（相模原市枠）」124％、4位「順天堂大学（B方式）」122％、5位「日本医科大学（前期）」121％。 私立大学センター利用入試は、1位「埼玉医科大学（センタ前期）」175％、2位「東海大学（センタ前期）」135％、3位「近畿大学（センタ前期C）」132％、4位「国際医療福祉大学（センタ）」122％、5位「帝京大学（センタ前期）」121％。 「河合塾 医進塾」は、2019年4月入学予定者向けに「医学部入試情報2019」を掲載。「医学部入試結果分析2018」や「医学部入試変更点2019」「医学部偏差値一覧」「医学部ボーダーライン（入試難易度）一覧2018」などを紹介している。 「医学部入試結果分析2018」によると、2018年度医学部医学科入試における国公立大学の志願者数は、前期日程が前年比94％・後期日程が前年比90％といずれも減少した。一方、私立大学の志願者数は前年比101％で、方式別にみると一般方式が前年比99％と前年並み、センター方式が前年比110％と大幅に増加したという。
