大画面5.5型の高精細カラー液晶を搭載しており、図鑑や参考書などの写真・イラストだけでなく、画数の多い漢字でも「とめ」や「はね」を鮮やかに表示できるのが特長のひとつ。拡大表示しても、文字や写真を認識しやすい。
シャープ 2018年秋モデルのカラー電子辞書
2014年2月発売モデルから搭載されている、画面を360度回転させてタブレットのように持てる「2wayスタイル」はそのままに、今回のモデルから新たに「キーボードトレーニング機能」を搭載した。シャープは、キーボードトレーニングについて「キーボードをはじめて使う方でも、タイピングを楽しく練習できる」よう工夫したという。
ゲーム形式でタイピングを学べるため、まったくはじめてキーボードに触れる者でも抵抗なく使える。キー配列は一般のPCと同様にQWERTY配列を採用していることから、シャープは「学校でのPC、プログラミング学習を控える未就学児や小学生、習い事を考えるシニアのPC練習にも使ってもらえれば」としている。
キーボードトレーニング機能
生活・教養モデル「PW-AA1」には百科辞典や図鑑など、暮らしに役立つ幅広いジャンルのコンテンツを収録。中学生モデル「PW-AJ1」には、英検対策書に加え、英語4技能を鍛える「ATR CALL Brain」「ピクチャーリスニング」「Oxford Bookworms ベストセラー厳選集」のほか、中学校で習う英文法で自己紹介ができる「ABOUT ME FOR STUDENTS」などの教材を揃えた。「Oxford Bookworms ベストセラー厳選集」などは、英語・日本語に対応する自動音声読み上げ機能を使えば、オーディオブックとしての活用も期待できる。
希望小売価格はオープンだが、シャープは2機種とも3万4,000円（税別）を想定。月産台数はシリーズ合計1万5,000台。卒業・入学シーズンにあたる春ではなく、秋にカラー電子辞書「Brain」の新機種を発売することで、クリスマスや年末年始の子ども向けプレゼントとしての需要も見込む。
◆シャープ カラー電子辞書「Brain」
発売日：2018年10月12日（金）
形名・カラー：
生活・教養モデル
PW-AA1-T（ブラウン系）、PW-AA1-W（ホワイト系）
中学生向けモデル
PW-AJ1-G(グリーン系)、PW-AJ1-W(ホワイト系)
希望小売価格：オープン
