デジタル派?アナログ派? 社会人デビューの手帳術とこだわり

 文具メーカー勤務新入社員のマナセソラによるコラム。今回紹介するのは、「新入社員に聞いた、社会人デビューの手帳術とこだわり」です!学生から社会人になって変わった手帳の使い方。また、自分だけの手帳の書き方のこだわりを赤裸々にお伝えいたします。

教育・受験 大学生
新入社員に聞いた!社会人デビューの手帳術とこだわり<マナセソラ>
  • 新入社員に聞いた!社会人デビューの手帳術とこだわり<マナセソラ>
  • デジタル手帳(ウィークリー)
  • アナログ手帳(マンスリー)
  • マス目の大きいマンスリ―手帳
  • 付箋でメモを引用
  • マンスリー手帳の備考欄
  • Drawing Diary
  • キャンパスダイアリーノート
 そろそろ雑貨屋や量販店で目にすることが多いのではないかと思います。みなさま、もう来年度の手帳は購入されましたか?

 今回紹介するのは「新入社員に聞いた、社会人デビューの手帳術とこだわり」です!

 学生から社会人になって変わった手帳の使い方。また、自分だけの手帳の書き方のこだわりを赤裸々にお伝えいたします。

新入社員の手帳の現状


 新入社員複数名に聞き込み調査しました!デジタル派・アナログ派・併用派がいる中での筆者の結論は「週間予定は、デジタルで管理。月間予定は、手帳でパッと見」です。

時間刻みの週間予定は、デジタルで


 社会人になると、会議や外出など1日の予定が多くなります。予定の量が多くなってくると、紙媒体で書く作業が大変なため、予定の追加・削除が簡単にできるデジタル手帳が便利です。


月間予定は、一目で把握できるアナログで


 一方、「書類の〆切まであと何日!」「〇日に打ち合わせだから、逆算して△日には下調べを済まそう」といった、月間スケジュール全体を見通しての予定は、一目で把握できる紙手帳が便利です。


ノートからメモへ


 学生時代は教室で授業のノートを取る、というシーンがほとんどでしたが、社会人は、
◆会議室で議事録・予定のメモを取る
◆立ちながら(机がない場所で)メモを取る
というシーンもちらほら。そういった経験から、メモ機能とスケジュール機能を併せ持つ手帳も好まれています。

手帳選びのポイント+活用例


 このような現状から、社会人デビューの手帳選びのおススメポイントを厳選しました。みなさまの仕事スタイルに合うポイントがあれば、ぜひご参考にどうぞ!

マス目の大きいマンスリ―タイプ


 月間予定を一目で把握するために!マンスリーの1マスが大きいメリットは、
◆書き込める量が多くなる
◆大きめの文字で書いてもOK→見やすい!
◆マスの上・中央・下でだいたいの時間を意識できる
という点です。

 蛍光マーカーでプロジェクトの期間を示したり、ペンで色分けしてプライベートの予定も併記できたり、と、マス目が大きいといろんな使い方に対応できます。


メモページ・備考欄の充実


 メモページが充実した手帳は、会議中のメモに大活躍です。手帳とメモ帳の2冊を持ち歩かなくても、これ1冊でメモを取りながらスケジュールの確認・書き込みができます。タグや付箋をつけておけば、いつのメモかすぐに分かるのも嬉しい工夫ですよ。


 また、マンスリーページに備考欄があるタイプも魅力的です。その月のどこかである日付未定のイベントや、To Do Listとして活用できます。


意外と大切!ビニールカバー


 そして意外と大事なポイントが、手帳の外身であるビニールカバーです。ほぼ毎日行う鞄からの出し入れや、汚れた机上での記入の際、ビニールカバーがないと、表紙が折れてしまったり汚れたりテンションが下がること間違いなしです。1年間使い続けるものですから、手帳をきれいな状態で守ってくれるカバーが付いているかいないかは、意外と大切なポイントです。

 その他にも、日本地図や路線図などのおまけ機能の充実度や、ペンやチケットが挟めるかどうか、といったポイントもチェックしてみると選びやすいかもしれません。

新入社員におすすめ手帳
 以上のポイントを踏まえ、おすすめ手帳を2冊ご紹介します!

Drawing Diary


 ノート(方眼)付きのマンスリー手帳です。月間スケジュールページは、1マスが大きく備考欄もあり、シンプルなデザインのため、書きやすく見やすい仕様です! 

 また、メモ機能が充実しており、ノートにページ番号がふってあるため、ページ番号をスケジュール欄に控えれば、いつの何の会議のメモか、すぐに紐づけできます。

 ノート枚数も158枚, 382枚の2タイプあり、1年使える安心の大容量です。同僚の新入社員も愛用中です。



キャンパスダイアリーノート(マンスリー・ノート多枚数タイプ)


 同じくノート(罫線)付きのマンスリー手帳です。Drawing Diaryよりも1周り小さいA5コンパクトサイズで、ノートの枚数も40枚, 80枚と少なめの2タイプです。ノートは週に1回使えれば良いかな、という方には大変お勧めです!



十人十色の手帳術


 社会人デビューとなる来年度の手帳、お気に入りのものが選べそうでしょうか?紙手帳を紹介しましたが、もちろんデジタル手帳だけでもとても便利です。それこそ、お勤めされる会社によって推奨されている手帳も異なると思います。

 最後にお伝えしたいことは、 ”手帳” は、仕事・生活スタイルによって使い方が変わって当然のものです。社会人2年目・3年目になり、自分の生活スタイルが決まってきたら、デジタルやアナログに縛られることなく、仕事・生活スタイルに合わせて、自由に使いやすいように管理できる手帳を探してみてください。

 自分の1年を共にする手帳。はじめは真っ白で綺麗だった手帳から、1年後のボロボロ具合や、予定がぎっしりのページを見返すのも、「あー1年がんばったなあ」とちょっとした達成感にもなって、オツなものです。

 仕事も生活もまだ未知なことだらけの新入社員。その社会人としてはじめの一歩の1年を共にする手帳選びに、少しでもお役立ちできれば、とても嬉しいです。みなさんのまっさらな1年へのやる気に繋がるような、お気に入りの手帳が見つかりますように!

新入社員に聞いた!社会人デビューの手帳術とこだわり

《マナセソラ》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top