EF EPI英語能力指数2018、日本は49位…英語レベル「低い」

 世界116か国で海外留学・語学教育事業を展開するイー・エフ・エデュケーション・ファーストは2018年11月2日、英語能力のベンチマーク「EF EPI英語能力指数2018年版」を発表。日本の英語能力指数は88か国・地域中49位で、英語能力レベルは3年連続「低い」位置付けとなった。

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 世界116か国で海外留学・語学教育事業を展開するイー・エフ・エデュケーション・ファーストは2018年11月2日、英語能力のベンチマーク「EF EPI英語能力指数2018年版」を発表。日本の英語能力指数は88か国・地域中49位で、英語能力レベルは3年連続「低い」位置付けとなった。

 EF EPI英語能力指数(EF English Proficiency Index)は、EFが公開・提供する無料のオンライン英語能力測定テスト「EF SET」のデータを元に、非英語圏の国と地域における英語能力を経年的に計測・追跡するための世界規模ベンチマークとして、2011年の初版発表以降、毎年発表しているもの。指数(EF EPIスコア)の世界ランキングとともに、指数分布をもとに全参加国の英語レベルを「非常に高い」から「非常に低い」まで5段階に分け公表している。

 2018年版では、中央アジアや中南米地域を中心に新たに13か国が加わり、調査対象は全88か国・地域に。受験者数も2017年より30%増の130万人に拡大した。2018年ランキングの1位は「スウェーデン」。3年ぶり4度目の世界ランク1位に返り咲いた。2位は「オランダ」、3位は「シンガポール」でアジア圏で初めてトップ3にランクインした。

 一方、日本の英語能力指数は、前年より0.54ポイント減の51.80で、ランキングは全88か国中49位と前年37位から大きくランキングを落とした。英語能力レベルは3年連続で「低い」にとどまり、世界の全体の相対的な英語能力との開きが明らかになった。

 全体の結果をみると、全88か国・地域中8か国は前年よりEF EPIスコアが2ポイント以上伸び、「非常に高い」英語能力レベルに位置付けられた国は過去最高の12か国に。世界全体の英語能力は上昇傾向にあることがわかる。EFジャパン代表取締役社長、サンチョリ・リーは、この結果に対し「世界中で英語教育への取組みが進む中、日本と他国との差が相対的に開きつつある。2020年の教育改革に向けては、英語で英語を教える教員向け研修など、EFとしてできる取組みを加速していきたい」とコメントしている。

 また、業種間の英語能力の差は減少。2016年には英語能力の一番高い業種と低い業種の差が19ポイントあったのに対し、2018年では10ポイント前後まで縮小し、あらゆる業種で英語に対するニーズが高まっていることが見てとれた。職種別では、法務の英語能力がもっとも高く、ついで経営企画、ITがいずれも「高い」英語能力レベルに位置付けられた。一方、人事、カスタマーサービス、事務、流通・販売業務の従事者は、総じて英語能力レベルが「低い」または「非常に低い」レベルにとどまった。

 EF EPI英語能力指数2018年のランキングおよびレポート全文は、EFのWebサイトから見ることができる。
《畑山望》

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