【センター試験2019】国語・英語の河合塾「科目別分析コメント」(追記あり)

 2019年1月19日、センター試験1日目が終了した。河合塾より提供を受け、「国語」「英語」の大学入試センター試験分析速報「科目別分析コメント」を紹介する。

教育・受験 高校生
【センター試験2019】国語・英語の河合塾「科目別分析コメント」(追記あり)
  • 【センター試験2019】国語・英語の河合塾「科目別分析コメント」(追記あり)
  • 2019年度大学入試センター試験のようす
 2019年1月19日、センター試験1日目が終了した。河合塾より提供を受け、「国語」「英語」の大学入試センター試験分析速報「科目別分析コメント」を紹介する。

国語



 古文が解きやすくなり、国語全体でもやや易しくなった。第1問は、翻訳について論じた文章からの出題。昨年本文にあった図(写真)はなかった。昨年同様比較的読みやすい文章で、分量も減少しているが、問6にはやや紛らわしい選択肢もあり、難易度は昨年並み。第2問は、上林暁(かんばやしあかつき)の小説「花の精」(昭和15年発表)の一節から出題された。やや古い時代の小説だが、本文は平易である。設問の難易度は昨年並みであろう。第3問は、中世に書かれた物語である『玉水物語』からの出題で解きやすい。狐が美しい姫君に恋をし、娘に化けてそばに仕える話で、狐の心情や、その振る舞いの意図を中心に問うている。問6では、本文全体ではなく和歌を含む後半の内容が問われている。第4問は、唐代の詩人杜甫が叔母の死を悼んだ文章であり、登場する人物の関係性が複雑で、やや読みにくい。「卒」「文」など現代日本語でも使われる語の知識が必要とされる設問もあり、全体としては解きにくかったかもしれない。

英語(筆記)



 難易度、分量、出題傾向に関しては、いずれも昨年から大きな変化はなかった。細かな変化としては、表の内容の読み取りを含む読解問題の第4問Aで出題が続いていた、最終段落に続く部分のトピックを問う問題が出題されなかった。また、第5問の長文読解問題の本文が、昨年はSF的な物語で日誌からの抜粋という形式の文章であったのに対して、今年は病気の父親に代わって家庭菜園の野菜の世話をした体験から学んだことを述べた文章であった。ただし、第4問も第5問も設問自体の難易度は昨年と大きくは変わらない。全体としては実践的なコミュニケーション能力を問うという現行課程の特徴を意識した出題であった。英文を読んで必要な情報を素早く読み取り、内容を正確に把握する力を身につけることが必要である。

英語(リスニング)



 出題形式に変更はなく、設問総数(25問)も同じであった。読み上げ文は約二十語、印刷された質問・選択肢の総語数は約70語増えたものの、選択肢に読み取りやすい工夫がされていた。音声も全体的に聴き取りやすく、第2問での応答のポイントが昨年と比較して絞りやすくなったため、全体的な難易度は昨年よりもやや易しくなった感がある。基本的な聴き取りの力を身につけたうえで、選択肢を素早く読み取り、情報を整理するスキルが必要である。(1月19日21時50分追記)

提供:河合塾
《編集部》

【注目の記事】

編集部おすすめの記事

特集

page top

旬の教育・子育て情報をお届け!(×をクリックで閉じます)