群馬県内の産学官16団体、ぐんまプログラミング教育推進協議会を発足

 クライムは、群馬県内の産学官16団体と「ぐんまプログラミング教育推進協議会」を2018年に発足した。「大学・専門学校を拠点にした地域資源活用モデル、ICT検定の創出」を掲げ、前橋、高崎、桐生・太田の3地域で「ICTクラブ」の立ち上げを目指している。

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「ぐんまジュニアICTクラブ・プログラミングスクール」のようす
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 クライムは、群馬県内の産学官16団体と「ぐんまプログラミング教育推進協議会」を2018年に発足した。「大学・専門学校を拠点にした地域資源活用モデル、ICT検定の創出」を掲げ、前橋、高崎、桐生・太田の3地域で「ICTクラブ」の立ち上げを目指している。

 「ぐんまプログラミング教育推進協議会」は、プログラミング人材の育成を目的に発足し、さまざまな活動に取り組んでいる。総務省の「地域におけるIoTの学び推進事業」に実証事業として採択されており、「プログラミング等のICTに関し世代を超えて知識・経験を共有する新たな仕組み」として期待されている。構成組織はクライムをはじめ、上毛新聞社、群馬県、群馬県教育委員会、群馬大学、前橋工科大学、ICTまちづくり共通プラットフォーム推進機構、PPP-C(群馬大学 学生団体)など。

 取組みの一環として、2018年8月から11月にかけて小中学生に基礎を教える「ぐんまジュニアICTクラブ・プログラミングスクール」を開催し、群馬県内の小学1年生から中学3年生までの親子延べ約330組が参加した。スクールでは、プログラミングの基礎を学ぶソフト「Scratch(スクラッチ)」を使用。基礎編では、参加者はパソコンの扱い方からキャラクターの動かし方まで、講師や学生メンターからわかりやすく指導を受け、基礎編終了者を対象にした応用編では、できあがったキャラクターで簡単なゲームを作るなどレベルアップした内容で実施した。

 また、子どもたちが学んできた成果を試すことができる「ぐんま子どもICT検定」も開始する。子どもたちがプログラミングを学ぶための段階的な目標として活用できる。
《桑田あや》

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