合格までの出費は、いかほどだろうか。
2019年度の開成中学校には、300名の定員に対して1,231名が出願、1,159名が受験し、396名が合格した。
大手塾が発表している2月4日午後1時現在の開成の合格者数は、SAPIX小学部218名、早稲田アカデミー83名、日能研38名と、一部重複している児童がいる可能性もあるが、これらの塾出身者が合格者の大半を占めていることがわかる。
大手塾の授業料
リセマムが2018年3月に実施した調査によると、各塾の費用は次のとおり。
SAPIX小学部の年間費用
(2018年度の費用詳細)1年生:約180,000円
2年生:約220,000円
3年生:約300,000円
4年生:約580,000円
5年生:約730,000円
6年生:約1,340,000円
(4~6年生:約265万円)
早稲田アカデミーの年間費用
(2018年度の費用詳細)1年生・2年生:240,100円
3年生:312,224円
4年生(4科):515,080円
5年生(4科):779,280円
6年生(4科):868,864円
(4~6年生:約216万円)
日能研の年間費用
(2018年度の費用詳細)・4科(Wコース)の場合
4年生:約450,000万円
5年生:約650,000万円
6年生:約1,080,000万円
(4~6年生:約218万円)
入会金のほか、塾によっては入塾テスト、教材費や特別コースの受講料など別途費用も必要となる。また個別指導を併用しているケースも少なくない。志望校合格にはお子さん自身の努力はもちろんだが、保護者の努力も必要といえそうだ。