【大学受験2019】国公立大学の志願状況・倍率(確定)前期3.2倍・後期10.0倍

 文部科学省は2019年2月20日、平成31年度(2019年度)国公立大学入学者選抜2次試験の確定志願状況と倍率を発表した。確定志願倍率は、前期日程が3.2倍、後期日程が10.0倍、中期日程が13.7倍で、合計4.7倍。前期日程では28大学48学部が2段階選抜を実施した。

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平成31年度国公立大学入学者選抜確定志願倍率
  • 平成31年度国公立大学入学者選抜確定志願倍率
  • 平成31年度国公立大学入学者選抜確定志願状況
  • 平成31年度国公立大学2段階選抜実施状況の概要(前期日程)
  • 大学別2段階選抜実施状況(前期日程)
  • 平成31年度国公立大学入学者選抜学部系統別志願状況
 文部科学省は2019年2月20日、平成31年度(2019年度)国公立大学入学者選抜2次試験の確定志願状況と倍率を発表した。確定志願倍率は、前期日程が3.2倍、後期日程が10.0倍、中期日程が13.7倍で、合計4.7倍。前期日程では28大学48学部が2段階選抜を実施した。

 国公立大学の確定志願状況について、国立(前期)は募集人員6万4,031人に対し、志願者数が19万4,525人で、志願倍率が3.0倍。国立(後期)は募集人員1万4,335人に対し、志願者数が13万5,628人で、志願倍率が9.5倍。国公立(前期・後期・中期)合計は募集人員10万426人に対し、志願者数が46万9,836人で、志願倍率が4.7倍と前年度の確定志願倍率と比べて0.1ポイント増加した。なお、国際教養大学と新潟県立大学は、独自日程による試験実施のため、志願状況に含まない。

 志願倍率を学部系統別にみると、「人文・社会」5.1倍、「理工」4.4倍、「農・水産」4.1倍、「医・歯」5.0倍、「薬・看護」5.4倍、「教員養成」3.9倍、「その他」5.2倍。

 前期日程で2段階選抜(いわゆる足きり)を実施したのは、国立が20大学37学部と公立が8大学11学部の計28大学48学部で、3,660人が不合格となった。2段階選抜による不合格者がもっとも多かったのは、「首都大学東京」981人、ついで「東京大学」813人、「一橋大学」172人、「新潟大学」168人、「熊本大学」144人、「和歌山県立医科大学」124人、「信州大学」123人、「宮崎大学」121人などが続いた。

 国公立大学の2次試験(個別試験)は、前期日程試験は2月25日より、中期日程試験は3月8日より、後期日程試験は3月12日より実施される。

※編集部注:文部科学省提供情報が修正されたことを受け、2月21日午前6時、2段階選抜の実施状況を修正し、掲載画像を修正版に差し替えました。
《工藤めぐみ》

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