【高校受験2019】愛知県公立高入試・Aグループ<理科>講評…知識だけでなく思考力も求められる

 2019年3月7日(木)、2019年度(平成31年度)愛知県公立高等学校入学者選抜Aグループの学力検査が実施されたリセマムは、京進の協力を得て、学力検査「理科」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

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【高校受験2019】愛知県公立高入試・Aグループ<理科>講評…知識だけでなく思考力も求められる
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 2019年3月7日(木)、2019年度(平成31年度)愛知県公立高等学校入学者選抜Aグループの学力検査が実施された。2019年2月26日に発表された出願倍率(Aグループ)は、旭丘(普通 尾張1)が1.56倍、岡崎(普通)1.51倍、刈谷(普通)1.57倍など。

 リセマムは、京進の協力を得て、学力検査「理科」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

愛知県公立高入試 Aグループ<理科>講評(京進 提供)



大問1 刺激と反応(生物) ,空気中の水蒸気(地学) 〔標準〕
大問2 遺伝の法則(生物) 〔標準〕
大問3 化学変化と質量(化学) 〔標準〕
大問4 電流のはたらき(物理) 〔やや難〕
大問5 太陽の日周運動と年周運動(地学) 〔標準〕
大問6 圧力(物理),水溶液の濃度(化学) 〔標準〕

 6題の大問構成、20問の小問数は昨年と同様。

 記号選択問題が大部分を占めるが、正解を出すためには、複雑な内容の吟味や計算が必要なものが多く、知識だけでなく思考力も求められている。45字以内の記述問題、グラフ作成の問題は典型的なものであった。化学式または化学反応式は毎年出題されているので、基本的なものは確実に覚えておくこと。

 電流の問題では、2つの直線のグラフが与えられたが、1.2gのグラフがどちらかを判断し、かつ複数の条件を考慮する必要があるので難度が高い。ほとんどの大問で扱われている「実験・観察とその結果」は長めの説明文で条件が与えられるので、文章を正確に読み取る力が必要である。
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 このレポートは2019年3月7日(木)に、速報として京進により作成されたもの。

 京進は関西・愛知を中心に全国で学習塾、個別指導教室を展開している。最新の脳科学に基づくオリジナル学習法であるリーチングメソッドは、自ら学ぶ力を育む学習法として高い効果を上げている。

協力:京進
《編集部》

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