英検、1/25実施の英検(準会場実施)答案用紙未着で再試験

 日本英語検定協会は2019年4月4日、1月25日に実施した「2018年度 第3回 実用英語技能検定(英検)」の準会場実施団体の1会場の答案用紙が未着となっていた件について、最新の進捗を発表した。答案用紙は発見に至らず、2月26日および3月21日に再試験を実施したという。

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 日本英語検定協会は2019年4月4日、1月25日に実施した「2018年度 第3回 実用英語技能検定(英検)」の準会場実施団体の1会場の答案用紙が未着となっていた件について、最新の進捗を発表した。答案用紙は発見に至らず、2月26日および3月21日に再試験を実施したという。

 日本英語検定協会によると、1月25日に実施した「2018年度 第3回 実用英語技能検定(英検)」の一次試験において、準会場実施団体の1会場の受験者57名分の答案用紙(氏名・住所・電話番号・生年月日含む)が、試験後協会に未着という事案が発生したという。協会は2月4日に当該団体の専用箱だけが着荷していないことを確認し、委託配送業者に確認を実施。翌5日に委託配送業者から報告があり、当該専用箱の受取履歴は残っているもののその後の足取りがつかめていないため速やかに調査を開始し捜索する、との報告を受け、2月8日付けで事案を発表した。

 4月4日付けの発表によると、2月5日以降、配送業者全社をあげてすべての対象エリアの捜索を行ったが、当該団体の答案用紙は発見に至らなかったという。配送業者の結論としては、「伝票が剥がれおちるなどのイレギュラーが発生し、当該団体の専用箱と同系色である機密文書リサイクルサービスに誤って混在、溶解処理された可能性が高いと判断する」とし、協会としてもこの結論が妥当であると判断したという。

 協会は、対象実施団体および受験者、保護者にそれまでの経過内容をあらかじめ報告したうえで、各位の理解と協力のもと、2月26日と3月21日に再試験を実施した。今回、改めて受験者ならびに保護者に謝罪するとともに、報告が遅くなった点についても文面にて謝罪している。
《畑山望》

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