朝日学生新聞社は、小・中・高校などの学校や教育機関でのICT学習に対応した、新聞のデジタル教材版の提供を開始した。これに伴い、NTTドコモと共同で「朝日小学生新聞 デジタル教材版」を最大2か月利用できるモニター校(都内23区限定)を募集する。 朝日学生新聞社は学校・教育機関向けに、日刊ブランケット版の子ども新聞「朝日小学生新聞」の1面、および中高生のための週刊の新聞「朝日中高生新聞」(20~24ページ)をデジタル版で提供する。インターネット環境があれば、PCやタブレット、スマートフォンで閲覧できる。 さらに、教材として活用できるオリジナルワークシートも提供。「朝日小学生新聞 デジタル教材版」では、気になった記事や「天声こども語」などの書き写し、感想を書くことができるワークシートを配信し、「読む力」「考える力」「書く力」を鍛えることができる。「朝日中高生新聞 デジタル教材版」では、勉強のやり方を教える塾「プラスティー」の清水章弘氏が新聞記事から問題と解答例を作成、大学入試改革の新テストや小論文対策に対応したオリジナルワークシートを配信する。 デジタル教材版は、児童全員で閲覧可能(閲覧数には制限あり)で、クラス単位での朝の学習や授業で活用できる。文字や単語を調べられるオンライン辞書「Weblio辞書」機能付き。印刷用のPDF版も用意している。 サービス第1弾として、NTTドコモと共同で「朝日小学生新聞 デジタル教材版」を最大2か月利用できるモニター校を募集する。対象は、NTTドコモの通信を利用している都内23区の学校や教育機関。モニター校には朝日小学生新聞デジタル版の活用方法や利用状況などを調査し、今後のサービスの向上やユーザーの利便性に努めるという。 サービス詳細についての問合せや申込みは、電話にて受け付けている。