西武ライオンズがSTEM教育イベント開催、日本プロ野球界初

 埼玉県は2019年6月6日、埼玉西武ライオンズが日本プロ野球界初のSTEM教育イベントを開催すると発表した。「イノベーションリーダーズ育成プログラム」による地元の企業とプロスポーツチームとの初の協業イベントとして、8月下旬にメットライフドームで行う。

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 埼玉県は2019年6月6日、埼玉西武ライオンズが日本プロ野球界初のSTEM教育イベントを開催すると発表した。「イノベーションリーダーズ育成プログラム」による地元の企業とプロスポーツチームとの初の協業イベントとして、8月下旬にメットライフドームで行う。

 埼玉県は2018年度から、東京2020オリンピック・パラリンピックなどを控えて拡大が見込まれるスポーツ市場において、ビジネスアイデアの事業化や事業拡大を目指す若者を支援するため、埼玉県内に本拠地を構える「浦和レッドダイヤモンズ」「大宮アルディージャ」「埼玉西武ライオンズ」の協力を受け、「イノベーションリーダーズ育成プログラム~埼玉×Sports×Start-up(SSS)~」を実施している。

 2019年1月に開かれた最終選考会には、ファイナリスト10人がプレゼンテーション審査に参加。「スポーツ×教育~STEMスポーツの提案~」と題したプランを紹介したcodience(コーディエンス)の大石懐子代表ら4者が支援対象者に選ばれ、今回、codienceと埼玉西武ライオンズとの協業が決まった。

 「STEM」とは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)の頭文字を並べた造語。「STEM教育」は、これら理工系の知識を統合的に学ぶ教育のことをいう。

 codienceは、埼玉県川越市で小中学生向けプログラミング教室・サイエンス教室を運営するほか、小中学校へのICT指導、プログラミング教材・テキスト開発などの事業を展開している。今回、埼玉西武ライオンズと協業し、日本のプロ野球界では初の取組みとなるSTEM教育イベントを8月下旬、小学生向けにメットライフドーム(埼玉県所沢市)で開催することを決定した。

 なお、イベントの詳細については後日、埼玉西武ライオンズから発表される予定。
《奥山直美》

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