京都大学の天文学者が講演する「京大天文教室 in 丸の内2019」の第4回講演が、2019年8月9日に新丸ビルコンファレンススクエアにて開催される。理学研究科の野上大作准教授が講師となり「ブラックホールの観測」をテーマに講演を行う。対象は中学生以上で定員200名。 「京大天文教室 in 丸の内」は、京都大学の天文学者がファラデーの例にならい、金曜の夜に最先端の天文学の研究成果を市民向けにわかりやすく講演する全10回シリーズのイベント。2020年2月まで毎月1回開催され、今回は第4回となる。 第4回のテーマは「ブラックホールの観測」。宇宙の観測を行う目的のひとつは「地球上では絶対にありえない状況で何が起こるのか」を調べることにある。ブラックホールには恐ろしいまでに強力な重力場を作り出すエネルギーがあり、そこではとんでもないことが起こっているという。ブラックホールの観測には、従来X線を使うしかないと考えられてきたが、近年目で見える光でも研究できることが明らかになってきた。今回の講演では、ブラックホールX線連星の観測について野上准教授が紹介する。 申込みは、Webサイトの専用フォームにて受け付ける。中学生以上を対象に、広く一般から参加者を募集する。受付は先着順で、定員200名に達し次第申込みを締め切る。◆京大天文教室 in 丸の内2019 第4回「ブラックホールの観測」日時:2019年8月9日(金)18:30~20:00会場:新丸ビルコンファレンススクエア Room902(東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング9階)対象:中学生以上定員:200名参加費:一般2,500円、高校生以下500円申込方法:Webサイトの専用フォームから申し込む申込締切:2019年8月5日(月)※先着順、定員に達し次第締め切る