大学名を騙る不審メール、大阪大学が注意呼びかけ

 大阪大学は2019年10月3日、大阪大学を騙る不審メールが発信されていることが確認されたと公表。関係機関との過去のメールのやり取りに返信するような形だという。詳細については現在調査中で、添付ファイルやメール本文中のリンクを絶対に開かないよう注意を呼びかけた。

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 大阪大学は2019年10月3日、大阪大学を騙る不審メールが発信されていることが確認されたと公表。関係機関との過去のメールのやり取りに返信するような形だという。詳細については現在調査中で、添付ファイルやメール本文中のリンクを絶対に開かないよう注意を呼びかけた。

 大阪大学によると、2019年9月27日以降、関係機関と大阪大学との過去の実際のメールのやり取りに返信するような形で、ウイルス付きのメールが発信されたという。詳細については現在調査中。不審メールを受信した場合には、添付ファイルやメール本文中のリンクを絶対に開かないこと。万が一、誤って添付ファイルを開いたり、URLにアクセスしたりした場合には、至急パソコンをインターネットから隔離するよう呼びかけている。

 大阪大学Webサイトでは、確認されている不審メールの例を掲載。差出人(Sender)の表示名は「大阪大学」など、件名(Subject)には「Re:(過去のメールのやり取りの件名)」などが記されている。そのほか、添付ファイル(Attached file)のファイル名やメール本文(Body)の例も確認できる。ただし、これらは現在確認されているメールの例であり、類似したほかのパターンも発信されている可能性があるという。

 大阪大学は今後、対策・監視をさらに強化し、安全な運営に万全を期すとしている。この件に関する問合せは、大阪大学情報推進部情報基盤課まで。
《黄金崎綾乃》

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