英検2020 2 days S-Interview、追加予約申込を12/3-24受付

 日本英語検定協会(英検協会)は2019年11月21日、2020年度「英検2020 2 days S-Interview」の対応について公表した。追加予約申込を新たに開始するほか、これまで予約した受験生や追加申込をした受験生の検定料を特別価格とする。

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  • 2020年度第1回「英検2020 2 days S-Interview」
 日本英語検定協会(英検協会)は2019年11月21日、2020年度「英検2020 2 days S-Interview」の対応について公表した。追加予約申込を新たに開始するほか、これまで予約した受験生や追加申込をした受験生の検定料を特別価格とする。

 英検協会では、「大学入試英語成績提供システム」の参加にあたり、入試に対応し得る、よりセキュアな試験を行うにはCBT方式の試験が最適と判断し、「英検2020 1 day S-CBT(S-CBT)」「英検 CBT」を中心に据えることを決定。一方で、CBT方式では対応することができない、吃音者を含む点字、テロップ、筆談などの受験上の配慮が必要な障害などのある受験者を対象に、「英検2020 2 days S-Interview(S-Interview)」を実施するとしていた。

 「大学入試英語成績提供システム」は導入延期となったが、英検協会としては「S-CBT」と「S-Interview」の受験者への対応は、原則、同一とするのがポリシーだという。そのため、すでに公表している「S-CBT」の追加申込と同様に、「S-Interview」2020年度第1回においても追加予約申込を行う。また、検定料についても、すでに予約申込をして継続して受験する受験生と、追加で予約申込をする受験生に対して特別価格で提供する。

 「S-Interview」の対象級は、1級、準1級、2級、準2級、3級。特別価格となった検定料は、1級が1万2,800円、準1級が6,900円、2級が5,900円、準2級が5,400円、3級が5,300円。対象者は、2019年度の高校2年生以上(既卒生を含む)で、CBTでは対応できない、吃音者を含む点字、テロップ、筆談などの受験上の配慮が必要な障害などのある受験者。

 試験日は、RLWが2020年5月31日、Sが6月28日(両日で受験)。会場は従来型の英検と同様に、全国約400会場における最適な会場で案内するという。ただし、1級は従来型の英検と同様、11都市限定となる。

 追加予約申込の受付期間は、2019年12月3日午後4時30分から12月24日午後5時まで。予約申込時に申込情報の入力、特別措置の申請を行う。申請した内容に基づいて行われる審査を通過し、予約金3,000円を支払うことで「予約申込」が完了する。

 なお、11月11日までにすでに予約申込をしている受験生には、特別措置の審査結果や申込継続の意向確認、予約金3,000円の支払方法などをメールにて通知する。本申込は3月を予定、具体的な日程については決定次第、公表される。
《黄金崎綾乃》

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