エルモ社は、学校や教育機関の教室常設用に開発された「みエルモんシリーズ」の8代目となる4K書画カメラ「L-12F」を2020年1月初旬に発売する。本体価格は8万8,000円(税別)。 教育ICTの整備が加速し、書画カメラ(実物投影機)は1教室に1台の常設ICT機器として認知され、手元の資料を大型提示装置に映し出すツールとして普及が進んできた。 「L-12F」は、教室常設用に開発された書画カメラ「みエルモんシリーズ」の8代目。1,200万画素のCMOSセンサーが搭載されており、最大4Kの高精細映像を提示することができる。また、光学ズーム12倍とセンサーズーム2倍に加え、デジタルズーム12倍搭載により、拡大した際の画質劣化も少ない。 300度回転可能なアームでは、見せたいものを見せたい角度で映し出すことができ、ズームやフォーカスは片手で操作可能。最大4つに画面を分割表示できるコンペアピクチャ機能や映像の一部をハイライト表示するハイライト機能、一部を隠すマスク機能なども備えている。