使用済みランドセルをアフガニスタンに贈ろう…募集は1/13より

 クラレは2020年1月13日より、国際社会貢献活動「ランドセルは海を越えて」の募集を開始する。全国から使用済みのランドセルを募集し、アフガニスタンの子どもたちに贈られる。ランドセルの受付締切は3月中旬を予定しているが、予定数に到達した時点で受付終了する。

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国際社会貢献活動「ランドセルは海を越えて」
  • 国際社会貢献活動「ランドセルは海を越えて」
  • 集まったランドセルは「ランドセル旅立ちBOX」に展示される(写真はイメージ)
 クラレは2020年1月13日より、国際社会貢献活動「ランドセルは海を越えて」の募集を開始する。全国から使用済みのランドセルを募集し、アフガニスタンの子どもたちに贈られる。ランドセルの受付締切は3月中旬を予定しているが、予定数に到達した時点で受付終了する。

 「ランドセルは海を越えて」は、ランドセル用素材として7割以上のシェアを占める人工皮革「クラリーノ」を製造・販売するクラレが主催する国際社会貢献活動。全国から使い終わったランドセルを送ってもらい、ノート、鉛筆、クレヨンなどの文具と一緒に、物資が不足している国のひとつであるアフガニスタンの子どもたちにプレゼントする。

 「6年間の思い出が詰まったランドセルを何か役立てることはできないか」という声が多く寄せられることから、ランドセルという身近なものを通して、社会貢献やモノを大切にする心を子どもたちに広く知ってもらいたいという願いを込めて、2004年から行われている。これまでに12万個以上のランドセルが海を渡っているという。

 ランドセルの募集は1月13日より開始。同日、キックオフイベントとしてTOKYO FMの特別番組“ホリデースペシャル「クラレ ランドセルは海を越えて」”の公開生放送をTOKYO FM Ginza Sony Park Studioで行い、ランドセルの持込みも受け付ける。ランドセルを持ち込む場合は、番組Webサイトで応募のうえ、本人か父兄が持参する。

 このほか、ランドセルは郵送でも受け付ける。郵送の場合は、「ランドセルは海を越えて」キャンペーンWebサイトで応募のうえ、指定された送り先に郵送する。郵送費は個人負担。

 なお、一部でも豚革を使ったランドセルは宗教上の理由でアフガニスタンに届けることができない。キャンペーンWebサイトでは、豚革の見分け方を紹介している。
《外岡紘代》

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