【大学受験】千葉大、総合型選抜による「飛び入学」2022年春より開始

 千葉大学は2022年春より、17歳から大学で学べる「飛び入学」プログラムの入試方式を拡充し、実技試験を含む「総合型選抜」(従来の「AO入試」)による試験を、工学部総合工学科デザインコースにおいて開始する。

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総合工学科デザインコース プレゼンテーション講義のようす
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  • 工学部総合工学科デザインコースにおける「飛び入学」入試の変更について
 千葉大学は2022年春より、17歳から大学で学べる「飛び入学」プログラムの入試方式を拡充し、実技試験を含む「総合型選抜」(従来の「AO入試」)による試験を、工学部総合工学科デザインコースにおいて開始する。

 千葉大学の飛び入学制度(先進科学プログラム)は、高校2年修了後、通常より1年早く大学に入学して「若い才能」の発掘と科学者育成を促進する制度。少人数体制による独自カリキュラムや早期卒業制度、大学の費用負担による海外研修制度などを特徴としており、現在は「物理学」「化学」「生物学」「工学」「植物生命科学」「人間科学」関連の6分野(理学部・工学部・園芸学部・文学部の4学部14クラス)で実施している。

 総合工学科デザインコースに入学した飛び入学生は、デザイナーおよびデザイン研究者を目指せるよう、1年次から一般入試で入学した学生とともに実質的なデザインに触れる教育を受けられる。3年次の後期からは研究室に配属され、卒業研究を開始。成績優秀と認められた学生は飛び入学に加え、早期卒業や海外研修、早期の大学院進学の可能性もあるという。

 工学部総合工学科デザインコースにおける「飛び入学」入試は、従来では高校2年生向けの前期日程試験による試験「方式II」と、高校3年生向けの課題論述を行う試験「方式III」を行っていたが、2022年度入学者より「方式II」をベースに総合型選抜を加えた「新方式」に移行する。

 入試スケジュールは、9月下旬から10月上旬に出願を受け付け、10月下旬に総合型選抜を高校3年生とともに受験。翌年2月に千葉大学工学部の前期日程試験を受験し、3月に最終面接となる。

 第1次判定では、調査票およびあらかじめ与えられたテーマに沿って作成された論述課題および専門適性を判定する課題の内容を総合的に評価。専門適性をみる課題では、課題条件に対して多面的な思考に基づいた前例にとらわれない独創的なアプローチと、課題に対する自己の着眼点を明確に設定し、その考えを与えられた物品の特性を生かして具現化し、論理的に説明できる力をみるための実技が行われる。

 第2次判定では、第1次判定合格者に対して課題説明を含めた面接を行い、デザインコースで学ぶための資質と適性を総合的に評価。最終判定では、総合型選抜の結果と前期日程試験の結果、面接の成績を合わせて総合的に評価する。
《桑田あや》

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