エイベックス、ダンスを学べるアプリ…評価や検定も

 エイベックスは2020年1月26日、アプリ1つでダンス検定が受験できる「エイベックス・ストリートダンス検定 powered by Dance COMMUNE」を提供開始した。今後は、学校教育のダンス指導などへ展開していく。

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 エイベックスは2020年1月26日、アプリ1つでダンス検定が受験できる「エイベックス・ストリートダンス検定 powered by Dance COMMUNE」を提供開始した。ダンス技術のスコア化により、いつでも好きな場所でダンス検定に挑戦できる。今後は、学校教育のダンス指導などへ展開していく。

 ダンスの分野では、育成や評価システムにおいて個人の感覚や感性などに頼ることが多く、最新技術やデータサイエンスなどの科学的アプローチの活用が議論されている。また、2012年度より中学校の体育でダンスが必修化となったが、教育現場では指導者のダンス技術の理解習得や、評価・評点方法の不明瞭さなど、指導者の大きな負担も課題となっている。

 エイベックスは、2018年よりダンス技術のスコア化を実現するプロジェクトを始動し、ダンスの定量評価に取り組んできた。「Dance COMMUNE」は、これまで感覚的に評価されていたダンスの定量評価(スコア化)を実現したスキルチェックアプリ。2019年10月より、エイベックス・アーティストアカデミーのダンスクラスで同アプリを導入した新たなダンスレッスンプログラムを展開している。

 この技術を活用し、アプリ1つでダンス検定が受験できる「エイベックス・ストリートダンス検定 powered by Dance COMMUNE」を1月26日に提供開始した。これにより精度の高い審査が実現し、これまでスケジュールの都合や受検会場が遠いといった理由で受検したくてもできなかった人が、いつでも好きな場所でダンス検定に挑戦できる。

 今後は、さらなるサービス向上に努め、学校教育のダンス指導をはじめ、より多くのダンス育成の現場への導入拡大やダンス育成ノウハウの海外展開も見据えているという。
《工藤めぐみ》

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