脳の働きと吸収を強める第一ゼミ「プラス思考」成績アップの秘訣

 小学生・中学生・高校生を対象に大阪・兵庫・京都・奈良・和歌山・広島で学習塾を展開する「第一ゼミナール」は、保護者満足度で表彰する「イード・アワード2019 塾」において小学生の「成績が上がる塾」No.1を受賞した。

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ウィザス 第一教育本部 企画戦略部の樋浦忠司部長
  • ウィザス 第一教育本部 企画戦略部の樋浦忠司部長
  • インタビューに応える樋浦忠司部長
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  • 学びのPDCAサイクル
 小学生・中学生・高校生を対象に大阪・兵庫・京都・奈良・和歌山・広島で学習塾を展開する「第一ゼミナール」は、保護者満足度で表彰する「イード・アワード2019 塾」において小学生の「成績が上がる塾」No.1を受賞した。ウィザス 第一教育本部 企画戦略部の樋浦忠司部長に「第一ゼミナール」の特長について聞いた。

授業や勉強は自分が成長できる時間



--小学生「成績が上がる塾」No.1のご受賞おめでとうございます。

 この度はNo.1の評価をいただき誠にありがとうございます。私たちは、授業や勉強の時間は、わからないことがわかるようになる、できないことができるようになる、自分が成長できる時間だと思っています。ただ成績を上げるだけでなく、楽しみながら成績が向上する指導を心がけてきましたが、これからも生徒ひとりひとりが前向きに勉強できる学びの場を作ってまいります。

苦手意識を白紙化すると意欲的に勉強を進められる



--第一ゼミナールの成績が上がる指導の特長について教えてください。

 子どもたちは私たち大人がびっくりするほどいろいろな知識を吸収していきます。脳の働きをさらに強め、吸収の早さを強めるためには「プラス思考」が大切だと考えています。

 第一ゼミナールは「プラス思考」を、学習面だけでなく、生活面にも生かすことでお子さまが大きく成長できると思っています。生徒さまは自分の頑張りを見てもらったり、認めてもらったりすると嬉しいですから、先生はでプラスの声掛けをするように意識しています。

 お子さまは「ムリ」「ダメ」「しんどい」と、自然と口からマイナスの言葉が出てしまう傾向があります。脳はマイナスの言葉に敏感に反応してしまうので、「しんどい」と10回言い続けると、しんどくなくても脳が「しんどいのかな」と思ってしまう。しかし、プラスの言葉、プラスの表現に囲まれて生きていくと、前向きに行動できるようになっていきます。

 小学生ですでに「算数が嫌い」「国語が苦手」というお子さまもいらっしゃいますが、それはただの思い込みである場合が多いのです。風邪で学校を休んでしまって次の授業を受けたときに内容がわからなかったり、ちょっとした言い間違いでみんなに笑われてしまったり、小さなことがきっかけで「自分は算数が苦手なのかな」と思ってしまう。ささいな思い違い・勘違いが苦手意識になってしまうことが多いのです。

 先生がお子さまに寄り添って教えても、お子さま自身が「算数ダメだから」と思ってしまうとエネルギーは出ません。「苦手意識は勘違いなんだよ」「つまずいているところがあれば、その前に戻って、そこからちゃんとやり直したらできるようになるよ」と、お子さまの苦手意識を白紙化して、そのうえで積み上げていく。そうすると勉強ができる喜びとか、わかる楽しさでエネルギーがどんどん出てくるのです。

 これは第一ゼミナールの大きな柱で「プラスサイクル学習法」といいます。1週間のうちお子さまが塾に通う時間は限られます。この限られた時間で、家や学校など塾に来ていない時間にも「頑張って勉強するぞ」というやる気に火をつけることが非常に重要だと思っています。

 私たちの指導は、授業が終わった後のご家庭や学校での過ごし方もしっかりと見ていこうという「学びのPDCAサイクル」を大切にしています。日々の学習への意欲喚起や勉強方法などを指導して、それを生徒さまが理解して実践することで、生徒さま自身がワクワクしながら自分の成長を楽しむ。結果として成績が上がるというのが一番の理想形です。

学びのPDCAサイクル
学びのPDCAサイクル

 生徒さまを評価する場合、成績が上がった結果だけでなく、成績を上げようとする気持ちや努力の過程、行動がとても大切です。そこを認めてあげることが先生の腕の見せ所だと思います。テストの成績が残念ながら目標に届かなかった生徒さまに対しては先生が一緒に「うまくいかなかった理由は何だったのか」を話し合って、失敗を次の成功につなげていく指導をしています。そのため、先生は生徒懇談を実施したり、生徒さまの頑張りを保護者さまに電話やメールで伝えたりする取組みを行っています。

 「リトライ定着勉強法」でやり直し・繰り返しも大切にしています。授業で今日学んだことを自分でノートにまとめてもらうという勉強法を開塾以来行っています。「きちんとまとめられていない部分は身に付いていない部分だな」と認識することができるので、自分が学習しなければならないポイントがわかります。

 また、学習習慣を正しく身に付けることも重要ですので、宿題などの家庭学習を1週間のうちの「いつ、どのくらい勉強しようかな」「やりなおしはどうしようかな」「小テストの勉強はいつしようかな」と、塾にいる時間に生徒さま自身で家庭学習の計画をたててから帰ってもらっています。生徒さまが将来、社会で自立して、活躍するためには、言われたことだけをやるのではなく、自分で計画をたてることが大切です。ですので、目標設定を非常に重視しています。

自分の成長のために楽しく勉強してほしい



--小学生向けに多様なサービスを提供されていますが、特色を教えてください。

 低学年から「言葉の運用力を高める」ことを大切にしています。新学習指導要領では「思考力・判断力・表現力」が重視されていますが、これらの力を伸ばしていくための土台は言葉の力だと思っています。国語だけでなく、英語でも、たくさんの本を読んで表現するという部分に時間をかけています。そうすることで、高学年になったときに授業の中で与えられた知識をただ覚えるのではなく、なぜそうなるのかと考えられるようになる。中学受験をするクラスでも、そのほかの小学生クラスでも、教え方の本質は共通しています。

インタビューに応える樋浦忠司部長
インタビューに応える樋浦忠司部長

--2020年度より新学習指導要領が全面実施されますが、どのようなご対応をされていますか。また、英語やプログラミング教育への、親御さんの意識の高まりは感じられていますでしょうか。

 英語はオプションですが、小学生でも多くの生徒さまが受講されています。週1回のネイティブスピーカーとの英会話や、英検合格を目指すコースを受講される小学生も増えてきています。私たちは英語を入試のためだけではなく、自分の成長のために楽しく勉強してほしいと思っています。生徒さまのやりたいという気持ちを伸ばしていく指導、ネイティブの外国人講師と話す喜びや、伝わる嬉しさを感じられる授業を心がけています。

 英語の評価軸・評価基準は従来と大きく変わってきています。保護者さまの学生時代とは英語感が違います。ですので、保護者さまの英語感を変えられるような情報や気付きの提供が重要です。昨年1年間は、小学5・6年生の保護者に向けて、英語教育がどう変わるのかなどの情報提供を重点的に行いました。先日は保護者向けの教育講演会も実施し、保護者さまの時代と価値観・文化・勉強の仕方が変わってきているということを積極的に伝えるようにしています。

--保護者の理解は深まっていますか。

 英語教育改革が楽しみとおっしゃる方もいる一方で、「自分の子どもは英語があまり好きではないので、今後4技能が重視されるとさらに心配」という声もあります。しかし、4技能を伸ばすということは、英語が得意になる、好きになるきっかけにあふれているとも考えられます。「○○を食べたい」「○○に行きたい」など、自分が自信をもって言える文法を使って表現をして、それが伝わって嬉しいと感じたら、英語を勉強することにも意欲がわいてくる。入試のためだけの英語ではなくなってきているのは、お子さまにとってもチャンスだと思います。

--プログラミング教育はいかがですか。

 プログラミングは、自分でロボットを作りながら試行錯誤したり、動かすためにはどのようにプログラミングを組んだらよいのかと考えたりできるのがとてもよいと思います。問題にぶつかったときに自分でどう解決しようかと考えるチャンスでもあります。自分の好きなことに時間を忘れて取り組むことができ、楽しみながら論理的思考が高まります。ゲームなど普段の生活にもプログラミングで動いているものがたくさんあるので、プログラミングを学ぶことでゲームなどを作り手の視点からも見ることができるようになる。自分自身の思考を働かせて物事を受け止めることができるというのはすごいことだと思います。

 第一ゼミナールのプログラミングコースでは、ものの仕組みや、論理的に順番で物事を考える力を伸ばしていきたいと思っています。プログラミング教育への保護者さまの関心は今後ますます高まっていくと思われます。今はプログラミング教育を具体的にイメージできない方が多いと思いますが、2020年度に新学習指導要領が実施される中で、実際にイメージでき、プログラミング教育の効果に気付けるようになると思うので、私たちも保護者さまに積極的に情報提供していきたいと考えています。

--学校でもICTの活用が進んでいきますが、デジタル活用についてはどのように取り組まれていますか。

 オンライン英語では、生徒が1人1台のiPadを持って外国人講師と1対1で授業をしています。また、タブレットを使った速読も行っています。もっと難しい問題、もっと面白い問題に挑戦したいという小学生を対象とした、「ハイパー算数」というコースも設けています。ハイパー算数では、中学進学後もトップで進んで行けるような難易度の高い問題をみんなで解いて勉強します。それぞれの教室からタブレットを使ってオンラインで参加できるので、ほかの教室の仲間と切磋琢磨できます。

わかる・できる喜びを原動力にチャレンジ



--入塾を検討されている方たちへメッセージをお願いします。

 2020年度は新学習指導要領が始まり、全国の学校で新しい学び方が広がっていきます。第一ゼミナールは「自分で決めて、自分でやっていく」という自分で決める学習を実践しており、ひとりひとりをしっかり見て、状況や目標に応じて、個々の対応を強化する「学習の個別最適化」にも取り組んでいます。これまで与えられる学習をしてきて伸び悩みを感じている方も、自分の力でできたと実感してもらえると思います。その喜びを原動力に、自信や意欲をもって次にチャレンジできる指導を目指しています。自分で考えて計画して、自分の意思で学んでいきたい。社会で活躍するために必要な力を伸ばしていきたいという方と一緒に学んでいきたいと思っています。お子さまが学びたいと思ったときが始めどきですので、いつでもお声がけください。

--ありがとうございます。

インタビューに応える樋浦忠司部長
樋浦忠司部長

 小学生の「成績が上がる塾」No.1を受賞した第一ゼミナールを運営するウィザスは、小学生対象のコースだけをとっても、中学受験の「最難関・難関中学受験パシードコース」「公立中高一貫校対策コース」、個別指導ファロスコース、オンライン学習「ハイパー算数コース」、そして「中学受験理科実験専門教室 サイエンティストスクール」「速読・読解力コース」やプログラミング教育などの能力開発コースとさまざまな指導で多様なニーズに応えている。

(聞き手:田村麻里子)
《外岡紘代》

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