コミュニケーションを大切にした生徒参加型授業、STEPが支持される理由とは

 神奈川県内で学習塾を展開する「STEP」は、「イード・アワード2019 塾」において、「中学生/集団指導」と「高校生・大学受験生/集団指導」の最優秀賞を受賞した。

教育・受験 中学生
ステップ代表取締役社長の遠藤陽介氏
  • ステップ代表取締役社長の遠藤陽介氏
  • ステップ代表取締役社長の遠藤陽介氏
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 神奈川県内で学習塾を展開する「STEP(ステップ)」は、「イード・アワード2019 塾」において、「中学生/集団指導」と「高校生・大学受験生/集団指導」の最優秀賞を受賞した。また、中学生の「講師が良い塾」「子どもが好きな塾」で部門賞も獲得している。ステップ代表取締役社長の遠藤陽介氏に受賞の感想やステップの特長などについて聞いた。

コミュニケーションを大切にした生徒参加型授業



--「イードアワード2019 塾」の「中学生/集団指導」と「高校生・大学受験生/集団指導」での最優秀賞ご受賞おめでとうございます。中学生では「講師が良い塾」「子どもが好きな塾」で部門賞も獲得されました。

 ありがとうございます。ステップは「生徒たちの健全な成長を学習面で応援して、生徒たちの学力向上を通して社会に貢献する」を基本理念に掲げています。今後も、各教室で生徒ひとりひとりの学習状況を丁寧に把握して、コミュニケーションを大切にした生徒参加型の授業をしていきたいと思います。

 ステップ最大の特長は、コミュニケーションを重視したライブ授業です。最近は、映像やAIを使った授業が普及してきていて、ステップでも映像授業やAIをすでに導入しています。AIは基礎学力を伸ばすためには魅力的なツールですが、学ぶ楽しさを伝えるという点では限界があります。ですので、ステップでは生徒と教師の温かい交流を大事にするライブ授業にこだわりを持って取り組んでいます。


部活を頑張っている生徒を応援



--ステップは部活をしている生徒を応援しているイメージがあるのですが、その点について教えてください。

 ステップの生徒の大多数は部活をやっています。そこで、部活の時間に合わせて夏の間は授業開始時間を遅くするサマータイムも導入しています。部活で遅くなり授業に遅れてくる生徒がいても、「疲れているのによく来たね! じゃぁ今日も一緒に頑張ろう!」と部活を頑張っている生徒を応援するスタイルが定着しています。そういった点も「子どもが好きな塾」という評価につながっているのではないでしょうか。

翠嵐2年・湘南35年連続合格者数トップ



--高校受験の合格者数について、横浜翠嵐高校は2年連続で全塾中1位、湘南高校は35年連続で1位という実績をあげており、難関高校に強い印象がありますね。

 ステップは藤沢の長後でスタートした塾です。35年連続で全塾中合格者数トップの湘南高校は、2020年度入試も定員358人中211人の合格者がステップ生でした。横浜翠嵐高校では2019年度、2020年度入試で2年連続全塾中合格者数トップを取ることができました。これから横浜北部・川崎エリアにさらに進出していく中で、横浜翠嵐高校など公立の難関校への合格実績を伸ばすことをひとつの大きな目標としています。

 ステップに来てもらえれば、教師の熱や授業の質の高さを実感としておわかりいただけるかと思います。まずステップを知ってもらう、そして教室に来てもらうためのきっかけとしても、難関校への合格実績にはこだわりをもっていきたいと思います。

 また、各高校の近くには拠点となる大学受験ステップの校舎があります。厚木高校の近くには厚木スクール、横浜翠嵐高校の近くには横浜スクールがあって、中学部を卒業してそのまま高校部に通う生徒も多くいます。ステップなら部活と両立させて受験勉強ができるので、それが「高校生・大学受験生部門」での満足度の高さにもつながっているのだと思います。

どんな変化にもベストを尽くして合わせていく



--2020年度は小学校、2021年度は中学校で新学習指導要領が全面実施されますが、ステップで取り組んでいることはありますか。

 新学習指導要領に対応するため、専門部署が教材の改訂を進めています。神奈川県で入試制度が大きく変わった2013年には、5教科のほかに特色検査(※)という科目横断型の試験が加わりました。特色検査は難易度の高い試験なのですが、そのときも社内で特色検査対策の専門チームを作り、問題にいち早く対応しました。今回の新学習指導要領においても、ベストを尽くして変化に対応していきたいと思います。
※ 特色検査:難関校を中心に導入している科目横断型の試験。2020年度入試は、横浜市立横浜サイエンスフロンティア高校、横浜国際高校(国際バカロレアコース)が独自の記述型の特色検査を、横浜翠嵐高校、柏陽高校、湘南高校、厚木高校、希望ケ丘高校、横須賀高校、平塚江南高校、横浜緑ケ丘高校に加え、今まで特色検査を導入していなかった川和高校・多摩高校・光陵高校・横浜平沼高校・鎌倉高校・茅ケ崎北陵高校・小田原高校・大和高校・相模原高校の9校も新たに共通の特色検査入試を実施した。

ステップ代表取締役社長の遠藤陽介氏

入塾のタイミングはさまざま



--どのようなタイミングで入塾するのがよいのでしょうか。

 小中学部ですと小学5年生から中学3年生が通っていますが、入塾のタイミングは人それぞれです。小学5年生になるのと同時にステップに来る生徒もいますし、中学生になるタイミングで入塾する方もいます。

 小学6年生の1月からは中学の数学を先取りして勉強します。そのタイミングで入塾される生徒もいらっしゃいます。1月から3月までの3か月間、数学の先取り学習ができるので、算数から数学への変化にうまく対応していけるというメリットがあります。

 おかげさまでステップは各地域に根付いた塾になりました。現在、合わせて151の校舎がありますが、第1号のスクールである長後スクールではお父さんやお母さんがステップ卒業生で、親子2代でステップ生というご家庭も珍しくありません。

 親子2代にわたって通っていただける理由のひとつは、ステップの教師や授業への強い信頼感だと思います。今年で開校34年目となる海老名スクールや、開校31年目となる厚木スクールでは今年が過去最高の生徒人数となりました。30年前のほうが中学生の人数が圧倒的に多かったにも関わらず、開校から何十年も経っている校舎で過去最高の生徒数になるというのは、ステップの評判がじわじわと口コミなどで広がった結果だと思います。生徒に継続して通ってもらうためには中身が伴っていないといけません。そのため、これからも“楽しくて力のつく授業”をして、各地域で信頼される学習塾になっていきたいと思います。

教師も研修を定期的に実施して日々勉強



--より良い授業をするために、どのような取組みをしているのですか。

 ステップの広告宣伝のメインはいわゆる“口コミ”です。教師やスタッフは営業活動を「しない、させない」というポリシーを貫いています。一方で、授業に関する研修などの努力は惜しみません。

 入社して1、2年目の教師は、新人研修を2週間に1回程度、年間で17回前後実施します。このほか、各地域で地域別の研修を行っています。地域別研修は新人教師から10年目、20年目、それ以上の教師まで、年次に関係なく全員が参加します。新人研修と地域別研修の2つを柱に、模擬授業を見せ合ったり、学力研修を行ったりして、教師も日々勉強しています。

学校・部活・塾が生活の一部に



--生徒さんや保護者から、どのような声を聞きますか。

 中学生になると、勉強や部活、テストなどに追われて生活がとても忙しくなります。保護者からは、「ハードな部活に入ると忙しいし、授業中も聞いていないのではないかという心配があったけれど、中学生になった早い段階でステップに入ったおかげで『学校・部活・ステップ』が生活の一部になり、勉強についてあまり心配しなくなった」という声をいただくこともあります。

高校受験に向けてステップに入るきっかけ



 高校受験に向けてステップに入るきっかけは、「部活でステップの先輩が活躍する姿を見たから」「行きたい高校があるから」「定期試験でいい点をとりたいから」などさまざまです。ステップは集団授業の塾なのでクラスの中で切磋琢磨できるというメリットがあり、その点に期待して入塾してくる生徒もいます。

 小中学部は、長い生徒ですと小学5年生から中学3年生までの5年間通います。ステップでは教師と生徒の距離が近く、学校の先生や親には話しにくい悩みを教師に相談してくれることもあります。

 心身ともに大きく成長する5年間という時を一緒に共有するので、高校受験で合格したときの感動もひとしおです。

勉強するおもしろさ、学びの楽しさを提供



--入塾を検討している中学生に向けてメッセージをお願いします。

 ステップの授業は、コミュニケーション重視の生徒参加型授業です。コミュニケーション型の授業では、1対20の教室で生徒の反応を見ながら返答の仕方を変えていく技術が必要です。ステップはこれからも、コミュニケーション重視の生徒参加型授業で、勉強するおもしろさ、学ぶ楽しさを伝えていくので、中学生の皆さんと、貴重な時間を共有していけるといいなと思っています。

ステップ代表取締役社長の遠藤陽介氏
--ありがとうございました。

 社長に就任された後も、英語と理科の授業を担当しているという遠藤社長。塾の先生らしい明るく大きな声が印象的で、「ステップはこれからも、コミュニケーション重視の生徒参加型授業と、勉強するおもしろさ、学ぶ楽しさを伝えていく」という言葉を具体的にイメージできる、そんなインタビューとなった。

(聞き手:田村麻里子)
《外岡紘代》

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