【大学受験2020】近大の志願者数、暫定1位…8年ぶり減少

 近畿大学は2020年3月12日、2020年度入試の志願者数を発表した。一般入試の志願者数(延べ)は14万5,320人で2年連続減少、推薦を含む総志願者数(延べ)は18万6,239人で8年ぶりに減少した。河合塾が集計した3月6日時点の志願状況では、近畿大学は1位と推測される。

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志願者数10年推移(一般入試)
  • 志願者数10年推移(一般入試)
  • 地域別志願者数(一般入試)
  • 学部別志願者数の増減(一般入試・文系学部)
  • 学部別志願者数の増減(一般入試・理系学部)
  • 女子志願者数の推移(一般入試)
 近畿大学は2020年3月12日、2020年度入試の志願者数を発表した。一般入試の志願者数(延べ)は14万5,320人で2年連続減少、推薦を含む総志願者数(延べ)は18万6,239人で8年ぶりに減少した。河合塾が集計した3月6日時点の志願状況では、近畿大学は1位と推測される。

 近畿大学が14学部で実施した2020年度一般入試の志願者数(延べ)は、前年度(2019年度)より9,352人少ない14万5,320人で、2年連続で減少した。推薦入試を含めた総志願者数(延べ)は前年度より2万2,339人減少し18万6,239人。8年ぶりの減少となった。

 地域別に見ると、近畿エリアで対前年比91.0%と減少。このほか、東北、中国、四国で減少した。一方、北海道、関東、北陸、東海、九州では志願者数は増加している。

 学部別に見ると、文系学部は法学部が対前年比82.0%、経済学部が86.3%、総合社会学部が68.3%など、全6学部で減少した。理系学部は、一部の学部で減少は見られるものの、理工学部108.7%、医学部102.7%、産業理工学部105.9%など、全体的に増加している。文系は安全志向の影響を強く受けたが、理系は理工系の人気の高まりが影響しているという。

 女子志願者は、前年度より5,561人少ない3万8,831人。女子比率は26.7%だった。

 河合塾が集計した3月6日時点の私立大学の大学別志願状況を見ると、志願者数が10万人を超えている大学は、千葉工業大学、東洋大学、日本大学、法政大学、明治大学、早稲田大学、立命館大学、近畿大学の8大学。この中でも近畿大学は、もっとも志願者数が多かった。志願者数が未確定の大学もあるが、同日時点で近畿大学の志願者数は1位であると推測される

 大学通信の安田賢治氏は近畿大学の志願者数について、「他大学を圧倒する志願者数を集め続けるのは、近大マグロやマンモス復活プロジェクト、ウナギ完全養殖を目指す研究など、研究力の高さが広く知られるようになったことに加え、タンパク質などの栄養素を自分で選べる学生の体づくりを重視した新食堂や、学内キャッシュレス化の推進などの革新的な取組みを続け、改革力が高い大学という認識が広がったことが一因」とコメントしている。
《外岡紘代》

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