高校生対象「東京都育英資金」奨学生募集

 東京都私学財団は、勉学意欲がありながら、経済的理由により高等学校、高等専門学校、専修学校(高等課程・専門課程)での修学が困難な者に、無利子で奨学金の貸付を行う「東京都育英資金」の奨学生を募集する。

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 東京都私学財団は、勉学意欲がありながら、経済的理由により高等学校、高等専門学校、専修学校(高等課程・専門課程)での修学が困難な者に、無利子で奨学金の貸付を行う「東京都育英資金」の奨学生を募集する。申込みは4月上旬以降、在学する学校で申込書類を受け取り、在学校を通じて行うこと。

 今回行う一般募集は、都内に住所を有する高等学校、高等専門学校、専修学校(高等課程・専門課程)に在学し、勉学意欲がありながら、経済的理由により修学が困難である生徒・学生本人が対象。世帯の所得審査があり、原則ほかの同種の貸付金との併用は不可。

 東日本大震災、熊本地震、2018年7月豪雨、北海道胆振東部地震、2019年台風第19号により被災した生徒・学生で、都内に居住する者についても、申込みを受け付ける。家計が急変し、経済的に修学が困難になった者も対象となる場合があるため、必要に応じて問い合わせること。

 採用予定人員は、高等学校・高等専門学校が1,000人程度、専修学校(高等課程)は75人程度、専修学校(専門課程)は200人程度。貸付月額は、高等学校・高等専門学校の国公立が1万8,000円、私立が3万5,000円。専修学校(高等課程)の私立が3万5,000円、専修学校(専門課程)の国公立が4万5,000円、私立が5万3,000円となっている。

 貸付期間は、原則として2020年4月から正規の修業年限が終了する月まで。返還は、貸付終了月の翌月から6か月経過後開始。口座振替により、年1回または2回のペースでおおむね11~15年間。

 申込みは4月上旬以降、在学する学校で申込書類を受け取り、在学校を通じて行うこと。締切日は4~5月の間で各在学校が指定する日。結果は、8月上旬に在学校を通じて通知。8月中旬に4~8月分を奨学生本人の口座に振込み、9月以降毎月振込みとなる。詳細は私学財団Webサイトにて確認すること。

 一般募集受付終了後は、家計が急変し、経済的に修学が困難になった者を対象に「特別募集」を行う予定。
《桑田あや》

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