北海道教育委員会は2020年4月22日、「幼児の遊び応援サイト」を開設した。休園のため家庭で過ごす幼児に向けて、主体的な活動を促す環境づくりを支援するため、さまざまなツールを案内している。 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、幼稚園などが休園となって自宅で過ごす幼児や保護者のため、北海道教育委員会幼児教育推進局幼児教育推進センターが作成した。 臨時休業期間中の家庭での過ごし方については、幼児教育推進センタースーパーバイザーの先生が「短時間でも親子で共感体験を!」とアドバイス。散歩や庭での栽培活動、リズム遊び、体操、工作、歌、絵本、料理などの具体例をあげ、「幼児期の多様な共感体験が豊かな育ちを支える」と伝えている。 北海道教育委員会のTwitterでは、平日の毎朝9時ごろに子どもの遊びを応援する動画をアップ。「幼児の遊び応援サイト」からもアクセスすることができ、初回となった4月22日は「かみでっぽう」の作り方を紹介した。 休園している幼児の成長に影響が出ないよう、幼児教育関係者が知恵を出し合い、家庭での主体的な活動を促す環境づくりを発信しようと、「休園中の家で取り組んでほしいこと」「先生からのエール」なども投稿フォームから募集。幼稚園などから寄せられたメッセージや情報をサイトに掲載している。 このほか、「遊びのヒント」「生活のヒント」に関する情報をまとめた保護者向けのリンク集などもある。