JAXA、プログラミング教材公開…ロケット打上げ疑似体験

 JAXAは2020年4月21日、プログラミング教材「ロケット編」「はやぶさ2編」を公開した。これからプログラミングを学び始める人や、基礎を学習した後の復習としても活用でき、小学生から中学生まで幅広く使えるという。利用料は無料。

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プログラミング教材「ロケット編」「はやぶさ2編」を公開
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 JAXAは2020年4月21日、プログラミング教材「ロケット編」「はやぶさ2編」を公開した。これからプログラミングを学び始める人や、基礎を学習した後の復習としても活用でき、小学生から中学生まで幅広く使えるという。利用料は無料。

 JAXAは、2020年度から小学校で、2021年度からは中学校でもプログラミング教育が実施されることを受け、宇宙教育教材の開発に取り組んできた。すでに「人工衛星編」「地球観測編」の2つを公開しているが、今回新たに「ロケット編」「はやぶさ2編」が公開された。

 「ロケット編」は、小学生のためのプログラミングスクール「Tech Kids School(テックキッズスクール)」が開発協力。米国マサチューセッツ工科大学(MIT)が無償で提供している子ども向けプログラミング学習ソフト「Scratch(スクラッチ)」を利用する。「ロケット打上げを学ぼう」と題し、ロケット打上げゲームを作りながらプログラミングの基礎とロケットの特徴を学ぶ。

 「はやぶさ2編」は、はやぶさ2が小惑星リュウグウで行ったタッチダウンの運用をプログラミングで再現する。

 個人での利用、授業のような教育活動での目的であれば、誰でも利用可能。パソコンとインターネット環境があれば利用できる。事前準備として、Scratchのインストールと教材のダウンロードが必要。

 現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のために外出自粛している家庭でも簡単に取り組めるので活用してほしいとしている。
《外岡紘代》

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