東京都文京区にある村田女子高等学校は、2021年度に「広尾学園小石川中学校・高等学校」に校名変更して共学化し、中学校の募集を再開する。広尾学園小石川中学校・高等学校では、インターナショナルコースと難関大を目指す本科コースを設置する。 2020年に創立から111年目を迎えた村田女子高等学校は、2018年より広尾学園中学校・高等学校を運営する順心広尾学園と教育連携を実施していた。2021年に校名を「広尾学園小石川中学校・高等学校」に変更し、共学化する。 広尾学園小石川中学校・高等学校は、インターナショナルコースと難関大を目指す本科コースを設置。インターナショナルコースでは、基本的な授業をすべて英語で行うアドバンストグループ(AG)と基礎から英語力を伸ばすスタンダードグループ(SG)が設けられ、必要単位を取得すれば、日本の中学校・高等学校の卒業資格を得ることができる。担任は、日本人とネイティブの経験豊富な教員によるダブル担任制。英語のアドバンテージを生かして、国内外の難関大学への進学を目指す。 本科コースは、国公立大学、難関私立大学の目指し、先取り学習で効率よく学力を伸ばす。高校2学年の段階で高校主要科目の修了する。視野を広げるためのキャリア教育は、高度な教育活動に出会えるプログラムとなっている。 学園生活ではICT機器を活用。授業内での教材の配布、課題の提出、委員会や部活動など学年を超えた連絡手段に使われるほか、授業の予習復習など、授業外の学びを充実させるためにも役立てる。さらに、スケジュールやToDoの管理、日々の学習時間や定期試験の振り返りを記録するためにも使われる。日常的にインターネットにつながる環境は、社会の一員としてインターネット上の問題について理解する機会を与えるという。◆設置学科・コース・募集定員【中学】インターナショナルコース・アドバンストグループ(AG)/40名インターナショナルコース・スタンダードグループ(SG)/40名本科コース/40名【高校】インターナショナルコース・アドバンストグループ(AG)/20名インターナショナルコース・スタンダードグループ(SG)/20名本科コース/80名