明治学院大・清泉女子大など、オンライン授業を延長

 明治学院大学は2020年5月20日、春学期末の9月20日までオンライン授業を継続することを決定した。首都圏の大学は緊急事態宣言の延長に伴い、対面授業再開を模索している中、清泉女子大学など早々にオンライン授業の延長を決めている。

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 明治学院大学は2020年5月20日、春学期末の9月20日までオンライン授業を継続することを決定した。首都圏の大学は緊急事態宣言の延長に伴い、対面授業再開を模索している中、清泉女子大学など早々にオンライン授業の延長を決めている。

 明治学院大学は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、オンライン授業を9月20日まで継続し、春学期の定期試験など成績評価に関する取扱いを定めた。2020年度春学期の成績は「平常点」に基づいて評価。7月25日~8月1日に予定していた定期試験は実施しない。

 清泉女子大学は、6月3日までオンライン授業期間としていたが、緊急事態宣言延長で前期期間中に通常授業に戻すことは難しいことから、前期授業最終日の8月7日まで、オンライン授業体制を継続することにした。ただし、8月11日からの夏期集中講義は、対面授業で実施する予定でいる。

 聖心女子大学は、前期の7月23日までの期間、在学生や学外者は原則として大学への登校・入構を禁止。そのため、7月23日までの授業を、対面ではなくインターネット・ツールを用いたオンライン授業で実施する。制限段階が緩和された場合の登校禁止措置の変更はWebサイトに掲載する。

 神奈川大学は、4月7日に緊急事態宣言が出された時点で前期授業すべてをオンライン授業にすることを決定し、8月1日までは大学構内への立ち入りを禁止している。大学は「3密」に該当する場面が多いことから、すべての不安要素を解消し通常の対面授業を行うのは困難と判断した。

 今後、各大学は感染拡大の推移によって、オンライン授業の日程変更もあるので確認が必要だ。
《田中志実》

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