科学の甲子園ジュニア大会、中止を決定…オンライン大会を検討中

 科学技術振興機構(JST)は2020年5月20日、「第8回科学の甲子園ジュニア大会」の都道府県代表選出と全国大会開催を中止することを発表した。代わりに、全国の中学1・2年生を対象にオンライン上で競い合うエキシビション大会(仮称)を実施することを検討しているという。

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 科学技術振興機構(JST)は2020年5月20日、「第8回科学の甲子園ジュニア大会」の都道府県代表選出と全国大会開催を中止することを発表した。代わりに、全国の中学1・2年生を対象にオンライン上で競い合うエキシビション大会(仮称)を実施することを検討しているという。

 科学の甲子園ジュニア大会は、全国の中学生がチーム対抗で科学的思考力や技能を競う大会。「第8回科学の甲子園ジュニア全国大会」は、12月4日から6日まで兵庫県姫路市で開催される予定であった。

 しかし、新型コロナウイルス感染拡大防止のための休校が長期化したことにより、各都道府県大会による代表チームの選出を求めることは、著しく困難であると判断。代表チーム選考要請を中止した。それに伴い、第8回科学の甲子園ジュニア全国大会も中止することになった。

 代わりに、全国の中学1・2年生を対象に、理科・数学・情報をオンライン上で競い合うエキシビション大会(仮称)を12月ごろに実施することを検討している。エキシビション大会の概要は、随時大会Webサイトなどに掲載される。

 なお、全国の高校生を対象とした「第10回科学の甲子園全国大会」は2021年3月に茨城県つくば市での開催を予定しているが、今後の状況によって変更する可能性があるという。
《外岡紘代》

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