2020年度の大学入試を振り返り、難関大学に合格実績のある男子校5校(開成・麻布・武蔵・筑駒・灘)の大学合格者数を比較した。東大合格者数がもっとも多いのは開成、卒業生に占める東大現役合格者の割合がもっとも高いのは筑駒だった。 開成・麻布・武蔵・筑駒(筑波大学附属駒場)・灘のWebサイトに掲載されている大学合格者数をもとに、2020年入試の大学合格者数を一覧表にまとめた。ただし、武蔵のみ私立大学は合格者数ではなく進学者数を記載している。東大合格者数のみ栄光学園と聖光学院を入れて集計した。 東京大学の合格者数(現役・既卒の合計)は、「開成」が185人ともっとも多く、「筑駒」93人、「灘」79人が続いた。なお、「聖光学院」は62人、「栄光学園」は57人。最難関とされる理科III類の合格者数は、「灘」が14人ともっとも多く、「開成」13人、「筑駒」7人が続いた。 卒業生に占める東京大学現役合格者の割合は、「筑駒」が43.9%ともっとも高く、「開成」30.0%、「灘」25.9%、「聖光学院」23.2%、が続いた。 国公立大学医学部(東大理III含まず)の合格者数は、「灘」が67人ともっとも多く、「開成」46人、「麻布」17人が続いた。防衛医科大学は「灘」12人、「開成」11人の順に多い。私立大学医学部の合格者数は、「開成」が91人ともっとも多く、「麻布」43人、「筑駒」26人が続いた。ただし、灘は私立大学医学部合格者数を公表していないため、集計に含まれていない。
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