2020年夏、新型コロナウイルスの影響で予定を変更した人は25.3%で、その半数以上が理由に「人が密集する場所やイベント、日程を避けるため」と回答したことが2020年7月29日、マイボイスコムの調査結果から明らかになった。過ごし方は、「自宅で過ごす」が4割弱だった。 「夏の過ごし方に関する調査」はインターネット調査を中心に提供している伊藤忠グループのリサーチ会社マイボイスコムが第2回(第1回は2005年9月に実施したもの)として2020年7月1日から7月5日にインターネット調査で実施した。1万34件の回答を集めた。 2020年夏の過ごし方の予定については、「おもに自宅で過ごす」が35.6%で、「特に予定はない・まだ決めていない」と回答した人を除くともっとも多かった。 帰省以外で出かける予定がある人は、「近場に外出」が18.8%、「日帰りで出かける」が16.4%、「泊りがけで出かける」が14.1%、「そのほかで帰省以外の外出」が3.7%、「帰省」が9.1%だった。「近場に外出」や「日帰りで出かける」割合が多く、あまり遠出をしないようにと考える人が多いことがわかった。 新型コロナウイルスの影響による2020年夏の予定変更については、予定を変更した人は25.3%、予定を変更しなかった人は7.5%だった。また、特に予定を決めていなかった人がもっとも多く67.2%だった。 予定を変更した人に、変更した理由を聞いたところ、「人が密集する場所やイベント、日程を避けるため」が53.1%、「しばらくは外出を控えたいから」が45.6%、「あまり遠出をしないようにするため」が37.8%、「行こうと思っていたイベントや施設が中止・延期・休止などになった」が25.7%、「海外への渡航制限」が17.1%などで、2020年夏の過ごし方に、新型コロナウイルスの影響は少なからず出ているようだ。
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