「TOEIC L&R」公開テスト、抽選方式に変更

 国際ビジネスコミュニケーション協会は2020年8月18日、10月25日実施の第254回・第255回「TOEIC L&R」公開テストの申込みを抽選方式に変更することを公表した。

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TOEIC L&R公開テストの抽選方式について
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 国際ビジネスコミュニケーション協会は2020年8月18日、10月25日実施の第254回・第255回「TOEIC L&R」公開テストの申込みを抽選方式に変更することを公表した。

 TOEIC Listening & Reading(TOEIC L&R)公開テストは、新型コロナウイルス感染の拡大防止と試験会場の確保状況から、受験者数を一定数に制限するための定員制を導入している。しかし、第253回10月4日実施の申し込みを先着順で行った際、想定を上回るアクセス集中によってシステム不具合が発生し、受付けを中断する事態となった。そのため、抽選方式に変更している。

 その後、システムの安定稼働に向け改善に努めているが、アクセス集中を回避するための対応策として、当面、抽選方式での申込受付を行うことにした。10月25日実施のTOEIC L&R公開テストは1日2回(午前・午後)実施。申込期間は、午前実施分が8月27日正午~8月31日午後3時、午後実施分は9月3日正午~9月7日午後3時。

 午前と午後の両方(1日2回)に申し込みはできない。申込みサイトから午前または午後のどちらかを選択して申し込む。同一の人が複数の申込みを行った場合でも、抽選の対象となるのは1回のみとなる。申込手続き完了後は、「試験日時の変更」「受験者の変更」はできない。

 なお、受験料は申込時に支払う。本来は当選決定後に受験料を支払うが、システム改修には一定期間を要すること、また、同一の人が複数の申し込みを行うことで、受験を希望するほかの人へ席を用意できなくなる状況を防止するため。抽選後、外れた人には受験料を返金する。抽選は申し込みの順番には影響しない。

 抽選の結果は、午前実施は9月7日、午後実施は9月14日に、申込手続きをした全員にメールで知らせる。「当選メール」を受領した人のみが受験できる。
《田中志実》

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